2009年リリースのマイクロソフトのPC向けOS『Windows 7(ウインドウズ7)』が、米国時間2015年1月13日をもってメインストリームサポートを終了。サポート領域が大幅に少なくなる「延長サポート」期間に入りました。
こうしたサポート期間の仕組み、そして今後Windows 7ユーザーが受けられるサポート、この2つのポイントについてまとめてみましょう。
マイクロソフト製品のサポート期間って?
【ポイント1】Windowsのサポート期間=
「メインストリームサポート(最低5年間)」+「延長サポート(最低5年間)」
マイクロソフトでは、最低10年の製品サポートを提供していて、これらは発売後最低5年間の「メインストリームサポート」期間と、その後さらに最低5年間の「延長サポート」期間に区別されます。
今回Windows 7では、この前半にあたるメインストリームサポートが終了しましたが、全てのサポートを受けられなくなったわけではありませんよ。
延長サポートで提供されるのは?
【ポイント2】延長サポートの内容=
「セキュリティ更新プログラム サポート」+「有償サポート」
延長サポート期間に入ると、これまで無償サポートで提供されていたサービスが終了し、仕様変更や新機能をマイクロソフトにリクエストすることもできなくなります。
しかし、上の表で見ると不便に感じるかもしれませんが、「セキュリティ更新プログラム」は引き続き提供されるため「使っているコンピュータが今すぐに危険にさらされる」といったことはありません。慌てず騒がず、延長サポート期間終了までに移行先をじっくり検討すれば良いでしょう。
Windows 7の延長サポートは2020年1月14日に終了の予定。ちなみに、いまのところ最新の「Windows 8 /8.1」も、Windows 7と同様のサポートサイクルを3年遅れで追いかける見通しになっています。詳細なサポート情報は、マイクロソフトのウェブサイトをご参照くださいね。
Windows 7 メイン ストリーム サポート終了のお知らせ [Microsoft]
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