ネットやSNSを使っていると、「なりすまし」に出会うことがある。
たとえば芸能人アカウントも、認証マーク(Twitter社が本人と認証したアカウントにつけられるマーク)がついていないものには、偽物が混じっていることがある。
芸能人や著名人だけではなく、一般人もなりすまし被害に遭うことがあるのだ。
名前の隣に「本人認証マーク」がつく安倍総理のTwitterアカウント
嫌がらせで「なりすまし」
LINE ID掲示板などで、なりすまして名前、顔写真、IDを公開される事例は後を絶たない。中には「売春希望」等とほのめかされたために、不特定多数の男性から連絡が来る被害を受けた女子高生もいる。男性の一人に聞いて初めて、そのような書き込みをされていることを知ったそうだ。
TwitterやFacebookなどで偽アカウントを作ったり、偽ブログ等を作られる例もある。Facebookの場合はアカウント乗っ取りを目的としていることもあるが、全般的には特定の人物の評判を落とすことを目的としている場合が多い。
なりすましを発見したら、相手がわかれば削除を依頼しよう。対応してくれないようであれば、すぐにサービスの運営者に連絡してアカウント停止・削除を求めよう。
匿名メールは受信拒否しよう
友達になりすましたり、匿名で嫌がらせメールを送りつけられるタイプのいじめも起きている。
無料で匿名メールを送ることができるサービスは、国内外問わず多数存在している状態だ。このようなサービスを使ってクラス全員から悪口メールが届いたように見せかけ、特定の子を不登校に追いやった事例も起きている。
なりすましメールは受信拒否することができる。携帯メールの設定からなりすましメール受信拒否設定をすることで、設定可能だ。
なりすましは名誉や評判を傷つけ、人間関係を壊す可能性のある行為だ。素早い対処で被害は最小限に食い止められるので、諦めずに対処しよう。
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