今や欠かせない情報ツール・ソーシャルネットワークサービス(SNS)。この連載では、世の中で使われているSNSをとりあげ、どんなサービスでどんな人が使っているのか、サービスの内容と状況を解説していきます。
第16回の今回は「次世代SNSまとめvol.4」と題して、まだメジャーではないものの広がりを見せているSNSを紹介します
「LaBOLA」〜スポーツを楽しむ人のためのSNS〜
「LaBOLA(ラボーラ)」は、スポーツの仲間でつながるSNS。サッカー、野球、ゴルフなど、同じスポーツを楽しむ人同士でつながることができます。
日記やコメントで交流できるほか、サッカーなら「Jリーグ」「日本代表」「海外サッカー」など、種目ごとの話題で盛り上がることができます。さらに、観るだけでなく、プレイする人向けの機能もあるのが特徴。チームのメンバーを募集したり、出欠を管理したり、ウェアなどのスポーツ用品を買うこともできるんです。
草野球やフットサルなど「やりたいけどメンバーがいない」という時に募集をかけられますし、応募してきた人の日記を見てどんな人か知ることもできます。これなら相性の良いメンバーに出会えそうですね。
「WEAR」〜コーディネートを検索できるファッションSNS〜
「WEAR(ウェア)」は、ファッションコーディネートでつながるSNS。アパレルのオンラインショップ・ZOZOTOWNを運営するスタートトゥデイがサービスを行っています。
有名モデルや俳優、ショップスタッフをはじめ、100万件以上のファッションコーディネートが投稿されています。ブランド名や性別・身長、「ボーダー」「古着」「雨の日」などの条件でコーディネートを検索して、着こなしの参考にすることができます。
自分のコーディネートを投稿したり、気にいったアイテムをオススメしたり、日記やコメントをつけたり、ファッションを中心に交流できるのが特徴です。ユーザは若い女性が多いですね。
「Studyplus」〜「勉強仲間」を探せるSNS〜
「Studyplus(スタディプラス)」は、勉強を続けるためのSNS。勉強の記録を共有することで、学習の習慣をつける効果があるんです。
勉強を始める時に、アプリ内のストップウォッチをスタートさせて勉強の記録をつけます。日々の勉強時間はグラフ化されるので「これだけやってる!」と続ける意欲が湧く仕組みです。さらに、受験勉強や資格試験など、同じ目標を目指す仲間でコミュニティが作られているので、仲間同士で励まし合うことも可能。
自分一人だけでなく、仲間もがんばっている...! と思うと、勉強のモチベーションも上がりますよね。顔見知り同士だとなんだか恥ずかしい「勉強仲間」も、顔の見えないSNSだと逆に結束できそうです。
「スポーツ」「ファッション」「勉強」と、なんらかの共通点があれば、それが交流の中心になることができるんですね。広く浅いつながりではなく、狭く深いつながりを築けそうです。
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