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発熱には注意...スマホに内臓されたバッテリーのハナシ

2014/12/05 07:00 投稿

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141204ohayougo0065liion02.jpgさあ皆さーん、今日もおは用語ー!

スマホを使っていると本体が熱くなってくることがありますよね。その主な原因は、内蔵されているバッテリーの発熱によるもの。故障の前触れになるおそれもあるので、

「さいきん寒くなってきたから発熱するとありがたいかも...」

なんて言っていてはいけませんよ。

さて、今朝はスマホのバッテリーとしてよく使われる『リチウムイオン電池』『リチウムイオンポリマー電池』、そしてその発熱問題について解説していきましょう。

スマホ内蔵バッテリーの原理と問題点

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参考: リチウムイオン電池の原理・特徴(日立化成株式会社)

上の図のように、「リチウムイオンが電解液を介して正極~負極間を行き来することで充放電される」のがリチウムイオンバッテリーの原理。しかし後述するように一時期、異常発熱・発火の問題が浮上したこと、さらなる小型・薄型化が要求されてきたこともあって、現在では改良されたリチウムイオンポリマー電池が使われることが主流となりました。

発熱・発火の問題について

一時期多発した、「スマホが発火した」「スマホが爆発した」という現象は、バッテリーに原因があると考えられるケースが多かったようです。リチウムイオン電池の時代にはバッテリーパックが膨張・変形する事例もありました。

上の参考記事では、この問題について製造メーカーに問い合わせています。それによれば、リチウムイオンポリマー電池の場合はユーザー側で特に過充電・過放電を過剰に気にする必要はなさそうです。

また、スマホには利用に適した温度範囲というものがあります(iPhoneの場合は0~35 ℃)。発火に至らないまでも、端末が高温になりすぎるとバッテリーにダメージを与えたり操作ができなくなることもあるので注意しましょう。

今朝のまとめ

141128ohayougo0061batterytime03.jpg今朝の話題をまとめると、

・現在のスマホ内蔵バッテリーはリチウムイオン電池を改良した『リチウムイオンポリマー電池』が主流

・過充電・過放電よりも、ユーザー側ではスマホ利用時の外気温により注意が必要

ということなのですね。もし異常な発熱などに気付いたら、危険な状態になる前にキャリアのショップやメーカーのサポートに問い合わせましょうね。

それでは今日も一日、スマートに! いってらっしゃい!

 
ナビゲーター: 佐藤遥(notall)[公式プロフィールTwitter]
Photo by Thinkstock/Getty Images

 

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