2週間にわたってユーザー認証に関する用語を紹介してきましたが、今朝は誰もが使っている「暗証番号」や「パスワード」で気をつけたいポイントをまとめてみましたよ。「何を今さら...」と思うなかれ。近づく年末に向けて、セキュリティの基本事項をしっかりおさらいしておきましょうね。
減らない...「1234」や「ゾロ目」の暗証番号
まずは比較的多くの場面で使われる、4ケタの暗証番号やPINコードと呼ばれるものについて。とにかく「1234」や「1111」「0000」などのゾロ目といった安直な暗証番号が多く使われていると言われています。
上は最近ご紹介した、iPhoneのパスコードについての記事。もう耳にタコができるくらい聞いた話だよ、という人も多いでしょう。確かにタブロイドでも類似の話題を2012年、2013年とほぼ定期的に取り上げています。
うーむ、同じような話題が繰り返し語られているということは、それだけ安易な暗証番号の使用をやめない人が多いということなのでしょう。皆さんは大丈夫ですか?
上の記事『「iPhone」ユーザーの10人に1人が、パスコードを「1234」にしている』では、暗証番号を設定する上でのちょっとしたアドバイスも紹介していますよ。
強いパスワードを作ろう
近年ではパスワード流出や、アカウント乗っ取りといった問題が数多く聞かれるようになっています。「複数のサービスで同じパスワードを使いまわさない」のはもちろんのこと、パスワード自体を破られにくい強力なものにすることもセキュリティ上重要なことです。強いパスワードを作るための基本は、
ということ。「パスワードの強度=文字の数×使われている文字の種類」と覚えておいてください。これを踏まえ、下の記事を参考にして自分なりの強いパスワードを考えてみてはいかがでしょうか。
年末の大掃除の前に、身の回りのセキュリティ見直しをしておくと安心できそうですね。それでは今日も一日、スマートに! いってらっしゃい!
Photo by Thinkstock/Getty Images