鏡はお世辞も言えないのか! と白雪姫に同情しきりです。
幼児のとき、母や幼稚園の人によく童話を読み聞かせてもらいました。シンデレラに白雪姫、ももたろうにさるかに合戦...そのどれもが魅力的なお話で、幼いながらに想像力をフル発揮しながら、夢中で聞き入っていたことを今でもよく覚えております。
そんな中、月日は経って、筆者はアプリ『謎と恐怖の童話・童謡』を紹介することになりました。よく書店で「本当は恐ろしい童話」的な本を見かけますが、あれのアプリ版のようなものです。
上記童話等の、本当は恐ろしい原作の内容や、都市伝説の域を脱しない怪しいものまで、好奇心をそそる刺激的な「もう一つの童謡」の世界を垣間見れます。
白雪姫を見てみます。確か、鏡を見すぎの王妃が、「綺麗なのはあんたより白雪姫」と鏡に言われ激昂、毒りんごを食べさせて白雪姫気絶、王様がキスして蘇生、というお話だったと思うのですが、本アプリを見てみると、ひ、ひえ~、怖い(^^;)
白雪姫に嫉妬し出すところまでは大体同じなのですが、そこから王妃は、猟師に姫を撃ち殺させようとさせたり、腰紐で姫を絞め殺そうとしたり、毒のついた櫛で姫を刺し殺そうとしたり、毒りんご食べさせようとしたり。王妃必死杉&アクティブ杉ワロタ、いや、ワロエない...
全部小人くんたちが助けてくれ、最後は王様がきっかけで復活するのですが、別にドラマチックにキスをしたわけでもなく、王様自体にも色々問題が(泣)他にも赤ずきん、不思議の国アリス、竹取物語など、往年のヒット作が多数収録されてます。
「童謡」カテゴリーもあります。「かごめかごめ」や「サッちゃん」「赤とんぼ」「グリーングリーン」など、馴染みの深い童謡を、歌詞の分析や作詞者の生い立ち、実は存在する3番の歌詞など、多角的に分析・解説がされています。
単に「実はこうなんですよ、怖いでしょう?」と怖がらせるだけに終始してないものも少なからずあり、へえ、とときどき頷きながら活字を追っている筆者がいました。「グリーングリーン」の項目は、歌詞の内容やそれが作られた時代背景やらが相まって、小さい頃は単に良い歌! と歌っていたのが、色々考えさせられるものがありました。
最後に、信じるか信じないかは、あなた次第です。(お約束)
利用時間:1時間ほど
使用端末:IS12SH
OS:2.2、2.3
バージョン:2.0
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発売元:adandd Co., Ltd
更新日:2011.08.03
価格:無料
対応機種:Android2.2以上
(斎藤栄孝)