今や欠かせない情報ツール・ソーシャルネットワークサービス(SNS)。この連載では、世の中で使われているSNSをとりあげ、どんなサービスでどんな人が使っているのか、サービスの内容と状況を解説していきます。
これまでTwitter、Facebook、Google+と大手SNSを紹介してきましたが、第4回の今回は「次世代SNSまとめ」と題して、まだ有名ではないものの広がりを見せているSNSを紹介します。
「ミイル」〜ごはん日記でつながるSNS〜
「ミイル」は、料理の写真を載せた"ごはん日記"でつながるSNS。スマホアプリに料理写真の加工に特化したカメラが搭載されており、誰でも美味しそうに撮影できるようになっているのが特徴です。
Facebookの「いいね!」に相当するアクションが「食べたい!」になっていて、グルメな人や料理上手な人をフォローすれば、よだれが止まらないタイムラインになります。
リピーターが多かったり、「食べたい!」を多く集めた飲食店が検索できるようになっており、口コミのグルメサイトのような役割も果たしています。日々の食べたものを記録できるので、レコーディングダイエットにも使えますね。
「Tinder」〜顔写真を直感で選ぶ、デートSNS〜
「Tinder(ティンダー)」は、海外で人気が高いデートアプリ。一般的な「出会い系」のイメージよりは、もう少し気軽なイメージです。
表示された相手の顔写真を見て「LIKE」なら右へ、「PASS」なら左へ、次々にスワイプしていきます。相手の詳細なプロフィールも確認できますが、写真を見て直感的に左右に振り分ける感じです。
こうして「LIKE」「PASS」」を繰り返していき、お互いの顔を「LIKE」にしたペアができると、その2人でチャットや写真を送り合うなど、交流ができるようになる仕組みなんです。
ちなみに、表示される相手は、距離や年齢などの制限をかけることができます。日本語化もされているので、距離の制限を調節すれば、実際に会える相手とペアになれるかも...?
「Swarm」〜誰か近くにいる? 場所でつながるSNS〜
「Swarm(スワーム)」は、位置情報を使ってつながりあうSNS。元々は「FourSquare(フォースクエア)」という位置情報共有サービスだったのですが、SNS的な機能のみを取り出して「Swarm」としてスタートしました。
「Swarm」では、自分が今いる場所の近くにいるフレンドを探すことができます。自分がこれから行く予定の場所も登録できるので、「いつもの店にいるから、来れる人は来てね〜」という感じで、仲間をゆるく募集する、なんてこともできちゃいます。
また、お店や公園、駅などの「場所」に来たことを記録する「チェックイン」という機能があります。チェックインを付けていると、日々の行動を記録に残せるので、「この店に以前来た日」や「以前注文して美味しかった食べ物」などを思い出すのもカンタンになります。フレンドに公開することもできるので、口コミ情報としても機能しますよ。
まだまだある「次世代SNS」。これからもこの連載で紹介していきます。どうぞお楽しみに。