アポロ計画にスペースシャトル...貴重な音声データをNASAが公開！

「ヒューストン、問題が発生したようだ」

人類が初めて月に降り立ったアポロ計画、子どもの頃に打ち上げの様子をテレビで夢中になって観たスペースシャトル...。そんなアメリカの宇宙開拓時代の貴重な音声データを、アメリカ航空宇宙局（NASA）がネットに公開しています。

(画像をクリックすると音声が再生されます）

これは「SoundCloud」という音声ファイル共有サービスに作られた、NASAの公式アカウントにアップされたもの。記事執筆時点で63種類のファイルが用意されています。その内容は、ロケットエンジンの爆音や、ケネディ大統領の演説の一節までさまざま。

冒頭のアポロ計画のように、プレイリストとしてまとめられている音声もあります。「Space Shuttle Mission Sounds」には、スペースシャトルの打ち上げ時の爆音や、交信の音声、アナウンサーの「リフトオフ！」までが1つのリストにまとめられていて、打ち上げのあの興奮を追体験することができます。

「Solar System & Beyond Sounds」には、スプートニクのビープ音や、ボイジャーが拾った惑星間のプラズマ音など、宇宙のイメージを広げるサウンドが揃っています。

音声は全てMP3ファイルでダウンロードが可能で、著作権もフリーです。スマホの着信音にしてみてもいいかもしれませんよ。

NASA's stream on SoundCloud - Hear the world's sounds

photo credit: elbelbelb2000 via photopin cc