仲間との楽しい集いや宴。つい楽しさをアピールしたくて、写真をfacebookにアップロードする際、むやみやたらに「無許可でタグ付け」投稿をしていませんか？ 実はこの行為、とくに女性の間では大不評なんです。
タグ付けとは「○○さんと一緒にいました」「○○さんと△△にいます」など、一緒にいる人や写真に写っている人が誰であるかを示す機能のこと。「○○さん」という名前部分にカーソルを合わせると、写真に「この人が○○さんです」とわざわざ教えてくれる囲みの印が表示されます。
その○○さんが「公開範囲」を全体公開していたら、その人とはまったくつながりのない人でも、タグから○○さんのfacebookに飛んで、いろんな情報を閲覧することができるのです。
投稿者本人は「こんな仲間と楽しくやってまーす」「ときには美人とちゃっかり飲んだりしてます（ただの宴会だけど、でもうらやましいでしょ？）」という、リア充自慢かもしれないのですが、勝手にタグ付けされた女子は「ちょっと〜。...ちゃんと許可とってよ〜」とご不満の人が多いのです。
まず、その時その場所に誰といるか...ということをこと細やかに「知られたくない」人もいるからです。彼氏だったり夫だったり、仕事関係者だったり、とにかく「誰かに知られたらまずい、ややこしい、面倒くさい」状態の人もいるかもしれません。
深い意味のない、単なる集いや宴だったとしても...です。彼や夫、家族に「宴会で遅くなる」とは言いにくくて、「残業」といって一次会に参加している人だっているかもしれません。
また、他の誘いを「会議がその時間から入ってて」と断って、こっそりこちらに参加している...など大人の事情もあるかもしれません。
ですから、写真を投稿するのであれば「facebookにアップしていい？」と許可をとるのが第一のマナー。
次に、忘れてはならないのは「女性にとっては『写真写り』は優先順位がもっとも高い要素である」という点。乱暴なことを言えば「他の人がどうであれ、自分だけはかわいく撮れている写真をアップしてほしい」と思っています。
つまり「この写真をアップしていい？」と、ここでも許可をとることが重要。数枚撮影したなかで「どの写真ならアップしてもいいか」と、女性陣に選んでもらうと無難かもしれません。
そして問題のタグ付け。「タグ付けしてもいい？」とこちらも念のため許可をもらいましょう。タグ付けNGの人はそこで「それは困る」と申告してもらえるし、またFacebookの設定で「タグ付け許可制」にしている人は、タグ付けされたとしても自分のところで「非許可」にすることもできるからです。
つまり勝手にタグ付けされて、自分の（納得いかない写りの）写真を公開されることを、ここで防ぐことができます。
これらの「許可」とらずして、毎回ばんばん写真を公開している殿方との集いに女性は警戒心を持っていて、彼らが写真を撮り出すと「写り込まないように逃げるか顔を背ける」という人もいます。「だってあの人、いつも無許可で写真をアップしてタグ付けするんだもの〜」。
女心や大人の事情をわからない、無粋な男にならないために、facebookに誰かの写真を投稿＆タグ付けする際は、必ず「許可をとること」をお忘れなく！
