日経新聞が伝えたところによると、最大手のネット証券会社であるSBI証券が今秋にもLINEを通じた株取引サービスを開始するとのことです。この今までに例を見ないサービスによって、LINEをよく利用する若者や20~30代の投資初心者の取り込みをはかるのが狙い。
同社の口座を持っている利用者は、今月下旬にも解説されるSBI証券の公式LINEアカウントとメッセージのやりとりをすることで国内の株と上場投資信託(ETF)の取引が可能になり、少額投資非課税制度(NISA)にも対応するとのこと。ただしLINE上で行える取引は買い注文のみ、売りはSBIの従来サイトを利用することになります。
LINEというと、最近ではアカウント乗っ取り等の話題でセキュリティ面が気になるところ。そこで取引に際してはLINEアカウントとは別のパスワードを一旦SBIのサイトで入力する方向で検討している模様です。
実際にLINEでの取引が可能となるのは9月以降とのことですが、いままで投資をしていた層以外にとってもこれはビッグニュース。今後の動向が非常に注目される話題になりそうです。
LINEで株取引 SBI証券、若者に投資促す [日本経済新聞]
(ワタナベダイスケ)