先日Twitterなどで話題になっていたゲームボーイ風スマホ壁紙。8ビット世代ならずとも、ゲーム好きならテンションが上がる方も多いはず。レトロなドット絵、懐かしいキー配列がたまりません。
これは作り方をぜひ教わりたい! というわけで、ホーム画面の作者の会社の人さん(※ご本人の希望で本稿ではこちらのニックネームを使用させていただきます)へ突撃インタビュー。作り方を伺ってきました。
なお、余談となりますが、取材はLINEでのやりとりです。時代を感じます。
ただの壁紙ではなかった...!
なんとこの壁紙、コントローラーボタンで操作できます。
基本操作は、コントローラーのCAMsボタン、NEWSボタンでそれぞれのページにジャンプ。各画面で同じボタンを押すとメイン画面に戻るという仕様。
さらに、「十字キーは上がドコモのspモードメール、下が電話、左がLINE、右がGメールに対応しています。スタートボタンとセレクトボタンは、時計と電卓です」という作り込みようです。
写真右側はメイン画面にリンクのあるお天気アプリをポップアップした画面。レトロな天気ウィジェットがなかなか見つからなかったので、ヤフーの天気ウィジェットを使用したものの、ご本人としては、さらに改良したいとのことでした。
ゲームボーイ風壁紙の作り方
ホーム画面のカスタマイズはiOSにはないAndroidならではの楽しみ方です。趣味で会社の人さんが使用した制作ツールは、次の3つのAndroidアプリでした。
・『Zooper Wighet pro』
・『NOVA luncher Prime』
・『Popup widget2』
今回のゲームボーイ風壁紙は、『Zooper Wighet pro』で図形を描き、その図形にアプリやショートカットのリンクを貼り、目立たないように透明にして作ります。前述のアプリを使えば、その作業もすべてスマホ上でできます。
スマホのホーム画面上にある各アプリアイコンも写真上のようなドット絵に変換してありますが、そちらは『1ビット黑・アイコン・テーマ』を使用。それらしいアイコンが1600種類もそろっています。
なお、同じところから『8ビット・アイコン・テーマ』という、よりファミコンらしいシリーズも出ています。
他にもこんな作品が!
8bitやレトロゲームが好きな会社の人さんは、他にもいろいろと作品を制作していました。
こちらは、日本列島がドラクエ風になっています。やまたのおろち と戦った時のことを思い出します。
今や世界中で愛されているスーパーマリオも初期はこんな姿でした。
ディスクシステムのソフト第一弾でもあった『ゼルダの伝説』。
まだ作り途中ですが、『MOTHER』の壁紙も作っているとのことでした。
いかがだったでしょうか。すでに出来上がっているアプリで遊ぶだけではなく、この夏はレトロゲームを懐かしみつつ、DIY精神を発揮してみるのも一興かもしれません。
(高橋ミレイ)