NTTドコモの公式サイトそっくりに模倣した、偽サイトの存在が確認されました。ドコモの公式発表によります。
偽サイトにアクセスすると、ウィルスに感染するなどの被害に遭う可能性があります。偽サイトかどうかは、今のところアドレスを見て判断するしかなさそうですよ。
具体的には、本来の公式サイトである「nttdocomo.co.jp/」か「mydocomo.com/」ではなく、「nttdocomo.co.jp.(文字列).org/」となっていたりした場合は、偽サイトとなります。
ドコモらしきサイトのリンクがあったら、先にアドレスをよく確認したほうが良さそうですね。
増え続ける「偽サイト」
さて、ついにドコモの偽サイトまで現れてしまいましたね。ここ数年、いろいろな有名公式サイトの偽物は増え続けており、油断できない状態が続いています。
せっかくですので、今までにご紹介した偽サイトをいくつか振り返ってみましょう。
Google アカウントの偽ログインサイト
さまざまな個人情報の詰まっているGoogle アカウントは、いつの時代も狙われやすいもの。そんなGoogle アカウントを狙った、実に巧妙な偽サイトがこちら。
http://www.tabroid.jp/news/2014/03/google-fake-login.html
Google Playの偽サイト
多くのファイルをダウンロードするGoogle Playは、悪意あるアプリをダウンロードさせるのに絶好のサイトです。こちらも、やはり偽物が現れてしまいました。
http://www.tabroid.jp/news/2013/01/gcogleplay-update.html
App Storeの偽サイト
Google Playだけでなく、「iPhone」のApp Storeにも偽物が出現。セキュリティー面では安心と言われていた「iPhone」だけに、その衝撃は大きなものでした。
http://www.tabroid.jp/news/2014/07/fake-appstore.html
三菱東京UFJ銀行の偽サイト
おそらく今日本で最も多いのが、三菱東京UFJ銀行の偽サイトです。お金を直接やり取りできる場所ですので、ネット犯罪者も力を入れているようですね。
http://www.tabroid.jp/news/2014/03/mufg-pcsite-notice.html
偽サイトへの対策
偽サイトにだまされない一番の方法は、怪しいリンクを踏まないことに尽きます。メールやSNSで届いたメッセージで開いたページは、特に注意が必要です。
友人から送られてきたメッセージでも、友人がアカウント乗っ取り被害にあっている可能性があります。また、友人が偽サイトと気付かずに送ってきていることもあるでしょう。
直接URLを開くときは、十分ご注意ください。
ここでご紹介した物以外にも、まだまだ多数の偽サイトが存在しているはずです。しばらく、この流れが留まることはないでしょう。
果たして、次はどこの偽サイトが現るのでしょうか。気をつけていかなければなりませんね。
NTTドコモのコーポレートサイトを模倣したウェブサイトにご注意ください[NTTドコモ via RBB TODAY]
(コンタケ)