中国にて、まだ公式には発表されていない『iPhone 6』のクローンスマホが登場しました。海外IT情報サイトの、 Nowhereelseが伝えています。
各メディアが発表したリーク情報などを元に作成したようなのですが、非常に高い再現度をほこります。この技術力は、一体どこから来るのでしょうか。
まだ発売されていないため、内容についての詳細は不明です。おそらく、「iPhone」風にカスタマイズされた、アンドロイドOSを搭載しているものかと思われます。
中国とクローン「iPhone」
さて、ご存じの方も多いかもしれませんが、中国ではいままでにも数多くの「iPhone」クローンが発売されてきました。その歴史を、振り返ってみましょう。
『iPhone 5』クローン
TABROIDが最初に扱ったのが、『iPhone 5』のクローン『Goophone i5』(グーフォン i5)でした。
【中国】どう見てもiPhone5なAndroid端末が「偽物品に注意!」と呼びかける
http://www.tabroid.jp/news/2012/12/iphone5goophone-i5.html
しかもこの時は、クローンの販売社が「本商品のニセ物が出回っています」という注意を発表するという、もはや何が本物で何がニセ物なのか訳の分からない状態になっていました。
『iPhone 5s』クローン
『Goophone i5』と同じ業者が翌年、『iPhone 5s』のクローン『Goophone i5S』を発売しました。
【今日の珍スマホ】外見も中身も まんまiPhoneなAndroid端末「i5S」にアイヤー!(驚愕)
http://www.tabroid.jp/news/2013/03/iphonegoophonei5s.html
なぜか前作の「i5」よりも、一部スペックダウンしているという謎っぷりでした。その分、お安くなっていましたが。
『iPhone 5c』クローン
さらにその半年後、またもや同じ業者が『iPhone 5c』のクローン『Goophone i5C』を発売します。
本体もしっかりとプラスチック製になり、やはり見た目はそっくりに。なお、本体ストレージがわずか4ギガしかありませんでした。
この通り、中国とクローン「iPhone」は、切っても切れない関係にあるのです。早く切れてほしいものですが。
今後も、この流れはしばらく続きそうですね。アップルとしてはこの状況、どう思っているのやら。
iPhone 6 : Les premiers clones fonctionnels débarquent ![Nowhereelse via ギズモード]
(コンタケ)