電話やメールをしたい時に、スマホの中で相手をどうやって探していますか?取引先が多いビジネスマンのみならず、友人知人の数が多いという方は、少々面倒な思いをしていませんか?
特にスマホ初心者なら、こうした場合には電話アプリか連絡帳アプリを起動してから、探している方が多いんじゃないかと思います。
もちろんそのやり方でも問題はありませんが、Googleという会社は「検索」の代名詞ともなっている会社です。実は、インターネット上のサイト(ホームページ)だけでなく、スマホ内部についてもスマートな検索方法を用意してくれているのです。
Androidユーザーにはお馴染みとなっているGoogle検索ウィジェット(トップ画像)ですが、これは、検索キーワードを入力すれば、インターネット上だけでなく、スマホ内部の検索結果も表示してくれます。Androidスマホを使う場合、迷わず目的にたどり着けない時は、「スマホの操作は、Google検索ウィジェットから始める」というのを基本操作にしておくと、色んなことが快適になります。
ただし、iPhoneユーザーの場合は本アプリの機能に制限がかかっています。iOS端末で内部を検索するには、Spotlight(スポットライト)を利用するようにいたしましょう。
画面の中央付近で下方向にスワイプ操作をすると、Spotlightを使って端末内を検索することができます。
音声検索、音声コマンド(命令)も便利に使えます。
音声検索は、たいていどの機種でも利用可能ですが、音声コマンドに関しては、機種によっては対応していない場合があります。また、日本語での音声コマンド対応についてはまだまだという印象ですが、上記のようにアラームを設定したりすることができます。
iPhoneユーザーの場合は、Siriを利用することで、Googleのものより日本語対応に優れた音声コマンドを利用することができます。
ホームボタンを長押しして、Siriを起動してください。ちょっとした会話を楽しめたりと、Siriの場合は人工知能的な側面を持っていますので、使ったことがない方は、一度試してみるべきでしょう。
そして、本アプリの目玉機能といえるのが、Androidユーザー、iPhoneユーザーともに利用できるGoogle Nowです。ユーザーが検索する前に、ユーザーが必要としているであろう情報を提示してくれるというのが、基本的な考え方となっている機能です。
Androidの場合は機種によっては、ホームボタンを上方向にスワイプすると、Google Nowを起動させられるショートカットが設定されている場合があります。
使い込んでいくと精度が上がってきて、ジャストに必要な情報が提示されることが増えますので、今まで使ったことがない方は、ぜひ利用してみて欲しいサービスです。
本アプリは、Androidスマホ、iPhoneとも、標準でインストールされていますが、もしアンインストールしてしまったという方は、それぞれ以下のリンクよりダウンロードしてください。
Androidスマホの方は、こちら。
iPhoneの方は、こちら。
また、Androidスマホで、ホーム画面上にGoogle検索ウィジェットが見当たらないという方は、ホーム画面上の何もない所を長タップすることで、ウィジェットの配置設定が起動しますので、その中から探し出して、ホーム画面の適当な場所に配置してください。
(※機種によっては、ウィジェットの配置方法が異なる場合があります)
(田中宏和)