転売業者対策にも効果？ ぴあが行けなくなったチケットをネットで「再販」

今までなかったのが不思議なくらい。

スポーツ観戦やコンサートのチケット、せっかく手に入れても用事や仕事で行けなくなってしまった...。忙しい社会人なら、そんな経験をしたことがある人もいることでしょう。

チケットぴあが7月よりスタートした『定価リセールサービス』を使えばそんなチケットを無駄にすることなく、他の誰かに使ってもらうことができます。

リセールの仕組み

行けなくなったチケットを持っている購入者がリセールを申し込むと、他の会員がぴあのサイト上からそのチケットを購入できるようになる仕組み。リセールが成立すると、申込者にはチケット代金と購入時の手数料などの払い戻しが行われることになります。リセール手数料こそ別途10%負担することになりますが、チケットは無駄にならないのが嬉しいですよね。

リセール可能な条件

なお、リセール対象のチケットであっても、以下の条件を満たしていないとリセール申し込みができないので注意が必要です。

・チケットぴあWebサイトからクレジットカード決済で購入したもの

・購入時に店頭引き取りを選択し、まだ発券されていないもの

・リセール申込可能期間は、公演日の前日まで

転売トラブルや詐欺の撲滅が期待される

こうした仕組み作りにより、営利目的での転売、ネットオークションなどでチケットの価格が高騰し「行きたい人が行けない状態」になるといったトラブルや詐欺が減っていくことが期待されますね。チケットが本当に行きたい人の手に渡る、そんな健全な環境作りに一役買ってくれそうです。

コンサート・イベントの空席解消にもつながると思われ、各方面にとって利益となりそうなサービス。夏休みのアクティビティとして、コンサートや野外フェス、スポーツ観戦を考えている皆さんは要チェックですよ。

定価リセールサービス [チケットぴあ]
【ぴあ】定価リセールサービス プレスリリース（PDF）

（ワタナベダイスケ）