私、雑誌が好きなんですよ。単行本と違って、雑誌は広く浅く知識が得られるじゃないですか。ある出来事の大筋を知りたい、友人・知人との会話にとりあえず乗っかりたい時に便利です。

でも、広く浅い知識は今じゃインターネットで手に入るんですよね。インターネットの普及後、雑誌の販売部数は大きく減少したそうです。
かくいう私もインターネットをよく利用するのですが、たまに紙の雑誌が読みたくなります。昭和生まれの性でしょうか。
　
そこで本記事では紙の雑誌...ではなく、紙の雑誌がスマホで読める『週刊誌まとめ読み』というアプリを紹介します。サンデー毎日、日刊SPA！、ニューズウィークなどの記事が無料で閲覧できます。

記事は雑誌ごとに分けられていて、例えばサンデー毎日と日刊SPA！の記事だけを読むことも可能です。だからアプリの名前が「まとめ読み」なのでしょうか？

以下は『週刊誌まとめ読み』で読める雑誌です。

AERA newsポストセブン サンデー毎日 ダイヤモンド ニューズウィーク リアルライブ 週プレNEWS 週刊アスキーPLUS 週刊大衆 週刊金曜日 週刊実話 週刊朝日 週刊文春 東洋経済 日刊SPA！ 日経ビジネスオンライン ＠DIME 現代ビジネス 日刊ゲンダイ R25

ただ、紙の雑誌に掲載されている記事をそのまま読めるわけではありません。読めるのは雑誌社が無料でネットに配信している記事だけです。

ヤフーなどのポータルサイトやニュースアプリに掲載される記事と同じわけですから、お金を節約できるというわけではないです。
しかし１つのアプリで（ワンストップで）、特定の雑誌の記事だけをまとめて読めるので「時間の」節約にはなるでしょう。
　

競合アプリとの『違い』

雑誌・新聞・本を無料で読めるアプリは他にも数多くあります。そこで本記事では『週刊誌まとめ読み』と競合アプリを比較してみました。
App Store（アップストア）の検索窓に『週刊誌』と入力し、候補として表示されるアプリを3つダウンロードしました（『週刊誌まとめ読み』を除いて3つです）

『週刊誌まとめ読み』と他のアプリを比較しますと、『週刊誌まとめ読み』の長所は2点あるように思います。

　

画像ではなくテキストが配信されるから軽い

『週刊誌まとめ読み』の記事はある程度画像を含みますが、メインは文字です。ニュースアプリやインターネットメディアに載る記事に似た体裁となっています。

他のアプリには記事誌面を見たままの画像としてPDFのように表示するものがあります。見た目は綺麗ですが、テキストベースの配信と比較するとアプリの動作は重くなります。

また画像の場合、誌面レイアウトによっては文字が小さく、いちいち拡大して読まなければなりません。

さらに『週刊誌まとめ読み』は記事の見出しだけが一覧で表示され（もちろん文字だけです）、興味のあるニュースをタップして記事を読む方法を採っています。

読まない記事の画像サムネイルも表示するニュースアプリなどより記事データの取得方法がスマートです。おかげでアプリの動作は軽快で、通信量も節約できます。

　

動作が安定している

アプリ開発者がアップデートをほとんどせず、バグ修正や機能改善があまり期待できないアプリも存在します。

私がダウンロードした競合アプリの中にも17ヶ月以上更新されていないものがありました。驚くべきことにそのアプリは『記事を一度開くと前の画面に戻れない』という斬新なバグを抱えたままApp Storeに公開されています。

『週刊誌まとめ読み』の動作は安定しています。今まで強制終了などの問題は一度も経験していません。

　

競合アプリとの『共通点』

アプリとしての機能が『週刊誌まとめ読み』とほとんど同じものも存在します。例えば『週刊誌WEB＊読み放題！』がそうです。

強いて両者の違いを挙げるとすれば、読める雑誌の種類が若干異なることでしょうか。
私はニューズウィークが好きなのですが、『週刊誌WEB＊読み放題！』では読めないので『週刊誌まとめ読み』を使っています。

細かいことは気にしないで『読みたい雑誌が読めるアプリ』を素直に選ぶのも1つの考え方です。

　

雑誌を無料で読む方法は色々ある

今回はiPhone向けの雑誌をタダで読めるアプリを紹介しましたが、アンドロイドアプリにも似たようなものがあります。

また記事中で『誌面を画像で表示するアプリは不便』と書きましたが、必ずしもそうとは言えないでしょう。高速なWi-Fi環境下で大画面のタブレットで読む場合なら、むしろ画像データの方が良いかもしれません。

ちゃぶ台返しのようで恐縮ですが、各自の購読スタイルに合った方法を選べば良いと思います。

（てらさきりょう）