遂に日本で発売した『クロームキャスト』。詳細は過去記事を読んでいただくとして、簡単に説明すると「テレビでYouTubeを見る器具」でございます。
私は一足先に試してみましたが...
「でかしたグーグル! 素晴らしい商品をありがとう!」
と諸手(もろて)を挙げて賞賛してしまうほど大満足。機能と利便性はもちろんですが、この価格で実現できるのはグーグルだからこそでしょう。
...と私の興奮は置いといて、本稿では接続の方法をご紹介しましょう。「最新機器」と聞くと接続が難しそうですが、一緒にがんばりましょう!
テレビにクロームキャストを挿す
・クロームキャストの箱を空けたら「本体」と「電源 & ケーブル」を取り出してください。
・クロームキャストを、テレビのHDMIに挿してください。(HDMIが複数ある場合は、どれでもいいです)
・電源ケーブルをクロームキャストに挿し込みます。
・電源アダプターをコンセントに挿してください。
・テレビのリモコンで「入力切替」を押して、チャンネルを該当のHDMIに合わせてください。(もしクロームキャストをHDMI2に挿したなら、HDMI2にチャンネルを合わせてください)
画面が↑の様になったら完了です! もうクロームキャストに触る必要はありませんよ。
スマホに専用アプリを入れよう
クロームキャストの操作は、全てスマホで行います。ではそのスマホをリモコン化するアプリをインストールしましょう。
アンドロイドの方はGoogle Playで、iPhoneの方はApp Storeでダウンロードしてください。
・アプリを立ち上げると、スマホとクロームキャストが自動でマッチングします。
・「設定」をタッチしてください。
・アプリとテレビで、同一の文字列が表示されます。
・「コードが表示されました」をタッチしてください。
・クロームキャストに名前を付けます。お好きな名前をどうぞ。
・スマホとクロームキャストを、同じWi-Fiで接続する必要があります。Wi-Fiを選択して、パスワードを入力してください。
・パスワードを入力したら、「ネットワークを設定」をタッチしてください。
・Wi-Fiが接続できたら、クロームキャストが自動でアップデートします。しばしお待ちください。
・アップデートが完了したら「続行」をタッチしてください。
・アップデートが完了すると↑の画面になります。さあ遂にお待ちかね、テレビでYouTubeを見ましょう!
注意: 私の環境だけかもしれませんが、「キャストの準備が完了しま」で文字が切れていますが正常です。YouTubeはちゃんとリサイズされて表示されます。
YouTubeを再生してみよう
・いつも通り、YouTubeアプリを立ち上げてください。
まだアプリが無い方は、ダウンロードしてくださいね。(GooglePlay / App Store)
・見慣れない画面が表示されますが、「OK」をタッチしてください。
・YouTubeの動画ページの右上に、目新しいアイコンがありますよね。そちらをタップしてください。
・それから、対応したキャストを選択。
・「接続中...」と表示されるので、数秒待てば...
ご覧の通り、手元で再生されるはずの動画がテレビで再生されます。
動画や音量の変更、他に早送りなんかも、そのままスマホで操作してください。
結論:久しぶりの夢ガジェット。満足!
はてさて「クロームキャスト」ですが、私的に大満足。久しぶりに、自分のライフスタイルを変えてくれる製品に出会った、と感じました。
テレビを利用する商品の性質上、クロームキャストの価値はそのユーザーがテレビとどう付き合っているか次第でしょう。しかしテレビをよく見る方なら、買って損はないかと思います。4,536円(税込)ですしね!
グーグルが遂にリビング争奪戦に参戦
私がクロームキャストを購入した理由に、商品の特性に加え単純に「グーグルの製品だから」というのがあります。
私が思うグーグル製品のメリット:
・安価 & 高品質
・世界統一規格 & グーグルの統一アカウント制御
・新モデルが出ても旧モデルユーザーを切り捨てない
デメリット:
・個人情報が抜かれているのが不安?(私はあんまり気にしませんが)
・グーグルがライバル不在(?)で将来どうなる?
デメリットよりメリットが大きいと感じるから購入したわけですが、やはり、いま最も勢いのある企業の一つがグーグルだと思います。「次にどんなサービスが来るんだろう」「従来製品に、どんなアップデートがくるのだろう」とワクワク感があります。
またモバイルとパソコン(=個人で楽しむもの)で成功しつつあるグーグルにとって、クロームキャストはテレビ(=家族で楽しむもの)も占拠しようとする重要な一歩のハズです。
世界最大の動画サービス・YouTubeに加え、日本ではドコモやauとの連携もばっちり。(dビデオとビデオパスが対応) ゲームやDVD、それにTV番組から「テレビ」という未知の戦場の主導権を奪い取ることができるのでしょうか?
そういう意味でも、クロームキャスト、そしてグーグルの動向を楽しくウォッチしていきたいと思います。
(伊藤ハワイアン耕平)