iPhone標準で多くのジャンルにわたる雑誌・新聞を読める『ニューススタンド(Newsstand)』アプリ。その便利さをお伝えすべくこのところ解説記事を掲載してきました。ですが実は私自身、「使ううちに積み雑誌が増えていくけど、どうにかメモリ容量を節約できないかな...」と考えていました。
そこで、ニューススタンド内の雑誌データを効率よく管理して、iPhoneの空き容量を確保するためのテクニックをご紹介。ちなみにここまでの『ニューススタンド使いこなし術』は下のリンクを参照してください。
アプリの基本操作をマスター: これからは新聞・雑誌もiPhoneで!『ニューススタンド』はじめてみよう【初心者講座】
解約方法までわかる「雑誌の買い方」: iPhone雑誌アプリ「ニューススタンド」、単品・定期購読から解約まで【初心者講座】
雑誌を消去してデータ量を節約する
特に複数の雑誌を定期購読している場合、たくさんのバックナンバーをiPhoneの端末内に保存しておくと空き容量が少なくなる原因になります。そこでニューススタンド内の不要なデータを削除する方法を覚えておきましょう。必要に応じて読む分だけをダウンロードするように気をつければ、メモリ容量に余裕を作れます。
雑誌本体(Newsstand App)を消すには
バックナンバー含めて雑誌丸ごと消すには、ニューススタンド画面で雑誌アイコンを長押しして『×』です。ホーム画面上でアプリを削除する時と同じ操作ですね。
本棚から1冊毎の個別削除をするには
不要なバックナンバー等を1冊単位で削除するには、雑誌の本棚画面で右上の『編集』を選び、リストから消したい本を選択して左上の『削除』です。
バックナンバーのキャッシュ(蓄積)を調整する
端末内に保存する雑誌の最大数を調整するには、『設定』から購読している雑誌の設定項目の『キャッシュ管理』へ進みましょう。
ここでは保存する冊数(キャッシュ)の最大値を1〜8冊のあいだで調整できます。ここでキャッシュ数を絞り込んで『キャッシュの自動削除』をオンにしておけば、雑誌のデータが一定量以上に大きくなるのを防げますね。
機種変更や再インストール時の復元方法
消すのはもったいない...。という方、大丈夫です。紙の雑誌はゴミで出すともう戻ってきませんが、ニューススタンドでは購入済み雑誌は削除してもあとで復元することができます。
「iPhoneを買い替えた」あるいは「購読していた雑誌(Newsstand App)を消した」場合に、単品購入や定期購読していた分のデータを復旧する方法を知っておきましょう。
まず復旧したい雑誌のNewsstand Appを再度インストールしてニューススタンドで開き、画面下部メニューより『設定』に入ります。
『購読情報の復元』で購読するのに使っていたApple IDを入力すればネット経由で『定期購読情報の取得』が実行され、本棚の内容が復旧されます。後は読みたい本をダウンロードすれば、またいつでも読めるようになりますよ。
読んでいるうちに増えて行く雑誌データ、上に挙げた削除と復旧テクニックを知っていれば限りあるメモリ空き領域を有効活用できるはずです。
Newsstand [App Store(アップル)]
(ワタナベダイスケ)