海外の大手ゲームスタジオ『ユービーアイ(Ubisoft)』がiOS向けにリリースした、オフロードバイクゲーム『トライアル・ゴー(Trial Go)』がオモシロいと話題です。手の込んだ仕掛けが満載のコースをバイクで駆け抜け、カッコいいトリックをキメていきましょう!
...もっとも、それも「生き残ることができれば」の話。
公式のプロモ動画を観ているうちに気付くと思いますが、このゲーム...油断しているとあっという間に転倒して死にます。しかもすぐにリトライできるため、プレイしているうちに死の感覚がみるみる麻痺していくのです。
例えるなら現代のバイク版スペランカーといったところでしょうか。
物理演算エンジンで重力や動きがリアルにコントロールされるゲームながら、バイクの移動と重心の制御をボタンで操作するだけのシンプルさ。でもうまく車体をスピードに乗せ、前傾・後傾のバランスをとるようにしないと転倒して即死です。
もっとも死にやすいポイントは、ジャンプからの着地時です。ここで重心が大きく傾いてしまっていると、ゴロンと前後に転がってしまいます。この時に頭部や背中などを強打するとすぐに絶命するものの、バイクに引きずられながら暫く生存してしまったり、地形に引っ掛かって脱出不可能になった時の物悲しさは筆舌に尽くし難いものがあります。
とはいえ、危険を避けてばかりでは先へ進めません。宙返りなどのトリックを成功させて高得点を狙うことも必要。何度も失敗しているうちにコツが掴めてくるはずです。
操作に慣れてくる頃には、ガレージでバイクのパワーやハンドリングをアップグレード(強化)できるようになっているはず。どんどん車体をカスタムして生存率を高めていきましょう。
ストーリーが進めばマップが広がっていき、ホームビレッジ(村)を発展させていく要素もあります。ユービーアイが「iPhoneのベストレースゲームを目指して開発した」という触れ込みの通り、今後も追加要素がまだまだ追加されていくのだそうですよ。
理不尽な死にも慣れてくると、アクションもリアルだし病み付きになっちゃうんですよね。これが。
使用端末:iPhone5(OS:7.1.1 バージョン:2.0.0)
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発売元:Ubisoft/更新日:2014年4月10日/価格:無料/対応機種:iOS 6.1 以降
(ワタナベダイスケ)