iPhone/iPad標準の『ニューススタンド(Newsstand)』は、場所を取らずに雑誌や新聞をどんどん読める便利なアプリ。前回の使い方講座記事で、その読みやすさはおわかりいただけたかと思います。
しかしアプリ内購入が前提のサービスなので「定期購読して解約の方法がわからなかったりしたらどうしよう」といったお金周りの心配を抱えている人もいるかもしれませんね。そこで今回はニューススタンドでの単品購入から定期購読、さらに購読した雑誌の解約方法までを徹底解説します。
雑誌本体(Newsstand App)はインストール無料
ニューススタンドで読める雑誌は、アプリと同様にAppStoreで配信されていて『Newsstand App』と呼ばれています。
雑誌アプリ本体は無料で、インストールするとニューススタンド内に表示されます。この時点ではフォルダがつくられただけのような状態で、バックナンバーなどの単品購入や定期購読は雑誌アプリ内で行われます。また、1冊無料や一定期間の定期購読が無料になるサービスを実施しているものもあります。
気軽に買える『単品購入』
雑誌の最新号や気になるバックナンバーを1冊単位で購入するのが『単品購入』です。
雑誌アプリ内で購入したい号を選択し、画面下部メニューから単品購入(右から2番目)を選ぶと、購入できるバックナンバーが一覧で表示されるので価格を確認して購入します。
購入済みのアイテムは本棚(画面下メニュー、右から3番目)に収納され、タッチすればすぐに読み始めることができます。誌面データをダウンロードしながらでも並行して読めるようになっていますよ。
『定期購読』すれば買い忘れともサヨナラ
毎号購入すると決めている雑誌や新聞であれば、定期購読して毎回の購入の手間や買い忘れを解消してしまうのも良いでしょう。
定期購読の申し込みは、下部メニューの一番右から行うことができます。買い切り型の単品購入と異なり自動更新となるため、一定期間おきに課金が発生します。価格と条件をよく読んでから購入してくださいね。
定期購読を申し込んだ時点の最新号が本棚に追加され、以降は自動的に追加されるようになりますよ。
定期購読を解約するには
定期購読は便利な反面、課金が自動更新されるので、知らずに放っておくと「もう読んでいない雑誌にお金を払い続けてる...」なんてことにも。定期購読を始める前に、必ず解約の方法を理解しておきましょう。
定期購読の自動更新をストップするには、まずニューススタンドの『Store』最下部(AppStoreアプリからでも可)から『Apple IDを表示』し、購読の管理に進みます。
上の画像にあるのが、購読の管理(自動更新がかかっている定期購読の一覧)。
ここで定期購読の自動更新スイッチをオフにすれば、現在の購読有効期限が終わった後での自動更新は行われなくなります。
ニーズに合わせてニューススタンドでの雑誌の単品購入/定期購読を使い分ければ、紙の本では実現できない収納スペース・ゼロの新しい読書体験が広がるはずですよ。
Newsstand [App Store(アップル)]
(ワタナベダイスケ)