中国メディアの騰訊数碼が、日本で未だにガラケー(フィーチャーフォン)を使い続ける人がいる理由について分析した記事を公開しました。サーチナの報道によります。
スマホへの乗り換えはかなり進みましたが、今でもガラケーを使い続けている人は少なくありません。TABROID読者の方はスマホユーザーが多いと思いますが、ガラケーとの2台持ちという方もいらっしゃるのではないでしょうか。
なぜ根強い人気が続いているのか、騰訊数碼では、以下の3点が主な理由ではないかとしています。
・片手で字が打ちやすい
・サブディスプレイのおかげで、プライバシーを守りやすい
というもの。なるほど、特に片手での字の打ちやすさについては、スマホの不満点として今でもよく上げられるところでしょう。
本体とディスプレイの比率についても、数多くの作られてきただけあり、後期の機種は本当に持ちやすくできていたと思います。開け閉めも片手で簡単に出来ましたよね。
サブディスプレイも、スマホにほしい部分ですね。プライバシーについては、スマホでもロック画面のおかげで守れているような気もしますが。
異議あり!
しかし、やはり海外からだと、見えない部分もあるということでしょうか。ガラケーの本当に優れている、重要な部分が抜けています。
それが、以下の2点。
・バッテリーの持ち時間が長い
今でもガラケーを使い続けている人がいる理由は、これでしょう。どちらも、もうしばらく克服できなそうな、スマホの弱点です。
一応、料金についてはMVNO(詳しくはこちら)で安くできますが、音声通話有無や本体価格などの問題もあります。
また、バッテリーの持ち時間については、モバイルバッテリーを持ち歩くという手段もあるでしょう。しかし、こちらも決して安いものではありませんし、荷物も増えますよね。
特に、屋外でインターネットを使わないという人からは、ガラケーが強く支持されているようです。電話機としては、やはりガラケーのほうが使いやすいですからね。
こういったところから、ガラケーには根強い人気があるんだと思います。スマホとは対極的な、「電話」として特化したところが良いのでしょう。
やはり、実際に使ってみないことには、その良さを見抜くのは難しいものなんだと感じました。
[サーチナ]
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(コンタケ)