スマホにおいて、地図アプリは重要です。現在地を調べたり、集合場所までの経路を示してくれたり...と、お出かけのお供になっている方も、多いのではないでしょうか。
しかし、そんな地図アプリに、どうしても避けられない重大な問題があることをご存知でしょうか。
それは、恐ろしいほどのバッテリー消費。
特にGPS(自分の現在地をより正確に測定するシステム)をONにしていると、目を疑う早さでみるみるバッテリーが消費されていきます。しかも、使用するのは大体屋外ですので、充電もできません。
というわけで、少しでも長時間、それもGPS機能を切ることなく地図アプリを使用する方法をご紹介したいと思います。
ディスプレイ輝度を下げる
まずは、ディスプレイの輝度を下げましょう。
画面の輝度とは、つまり明るさのこと。ディスプレイのバックライトは、スマホの中でも最もバッテリーを消費する部分です。
輝度の設定は、本体の設定画面→「ディスプレイの設定」(機種によって表記の違いあり)の項目にあります。
これは地図アプリに関係なく、節電の基本です。バッテリーを長持ちさせたい場合は、普段から意識するといいでしょう。あんまり明るいと、目にも悪いです。
画面は電源ボタンでこまめにスリープ
歩いている間は画面を見ず、電源ボタンを押してこまめに画面をスリープにしておきましょう。これには3つの理由があり、
・スリープ中はGPSが止まるので節電になる
・歩きスマホ防止
ディスプレイに関しては、前述のとおり。画面輝度を下げる以上に効果があるのは、言うまでもないでしょう。
GPSは、画面スリープ中は停止するようになっているため、この点でも節電効果が期待できます。ただし、機種・設定次第ではスリープ中もGPSが動き続けているものもあるかもしれません。
ちなみに、スリープ解除直後はGPSが少しの間反応してくれませんし、こまめにスリープさせたり解除したりは結構面倒ではあります。とはいえ、これはしかたのないところでしょう。
歩きスマホに関しては、こちらの記事をご覧ください。危ないですので、控えてくださいね。
一括ダウンロード式の地図を使う
多くの方は標準アプリである『Google マップ』やiOSの『マップ』を使っていると思うのですが、これらのアプリはバッテリー消耗が激しいという弱点があります。オンラインから、リアルタイムでデータをダウンロードしてくるためです。
先に地図データをダウンロードするタイプの地図アプリであれば、バッテリーの消費量が抑えられます。以下のアプリをお試しください。
地図自体はあらかじめダウンロードしたもので、現在位置情報(GPS)は通常のマップアプリと同様に使えますよ。
以上、長時間地図を使用する方法をご紹介いたしました。方向感覚に自身のない方や、長時間地図が必要なときなどに思い出してみてください。
(コンタケ)