iPhoneやiPadなど、お使いのiOS端末の動作に不調を感じたら、まずはアップルがネット越しに行っている『iOS診断』を試してみましょう。ウェブブラウザとメールがあればどこでも愛機の調子を確認でき、問題が見つかった場合にはアドバイスを受けることもできます。
アップル製品のサポートといえばジーニアスバーが代表的ですが、近くにアップルストアがない地域でも診断ができるのはありがたいですね。それでは使い方の手順を3ステップでまとめてみましょう。
【ステップ1】まずはアップルのサポートページへ
まずはSafariなどのウェブブラウザでアップルのサポート問い合わせページ(https://getsupport.apple.com/)を開き、診断してもらいたい端末の種類(iPhone、iPadなど)、問題があると思われる部位(バッテリーや通話、インターネット接続など)を選択します。
細かい症状を選んでいくと、以下の文が書かれたボタンが出てきます。
お使いのiPhoneから直接Appleへシリアル番号およびシステムの情報をお送りください。送信いただいた情報は機密として取り扱い、すみやかな問題解決のためにのみ利用させていただきます。
これを押したら診断したい端末で受信できるメールアドレスを入力。と、ここまでが最初のステップです。
【ステップ2】メール経由で診断を実行
先ほど入力したアドレス宛てにアップルから『iOS診断』というタイトルのメールが届きますので、指示された通りに診断を実行します。診断内容や診断した回数によっては簡易テストのみ、詳細テストありというようにテスト項目が異なることもあります。
『iOS診断メール』が送信されて以降、ステップ1で開いていたアップルのサポートページは上のように診断進行中のメッセージが表示されます。PCブラウザの場合は、診断が終了すると自動的に画面が切り替わるのですが、iOS端末のSafariだとずっと待っていてもメッセージが消えなかったりもするようです。
あまりにも時間が掛かりすぎているように感じたらページを再読み込みしてみてください。
【ステップ3】診断結果を確認
『iOS診断』の結果は、ステップ1で開いたサポート問い合わせページ(https://getsupport.apple.com/)で確認することになります。
診断の結果、使っている端末から問題が見つかると解決策を教えてくれます。特に問題なかった場合でも、端末のテクニカルサポート期間や製品保証が確認できたりもしますよ。
今回筆者のiPhoneでは問題は見つかりませんでしたが、端末の不調を感じたらまた試してみようと思いました。オンラインで手軽に診断できるので、皆さんもぜひおぼえておいてくださいね。
(ワタナベダイスケ)