そう思ったら、よく使う単語を積極的に『ユーザー辞書』へ登録する習慣をつけましょう。固有名詞はもちろん、工夫すれば日常での文字入力が格段に楽になります。
ユーザー辞書への登録は、以前に紹介した「外国語や手書きのキーボードを追加」と同じく『設定』→『一般』→『キーボード』から行います。
「単語」と「よみ」を登録する
キーボード設定をいちばん下までスクロールし、『新規単語を追加...』でユーザー辞書に「単語」と「よみ」を登録します。これによって「よみ」をキーボード入力した際の変換候補として、登録した「単語」が出てくるようになります。
「よみ」は単語の実際の読み方と一致している必要はありません。つまり上の例のように、普段よく入力する住所やメールアドレスなどの長い言葉を「じゅうしょ」「めーる」といったよみで登録しておけば、より便利に活用できるというわけです。
長かったり難しい漢字のある人名や、友人のあだ名と本名を対応させておくのも良いでしょう。
日常的にユーザー辞書登録を活用するコツ
ユーザー辞書登録のためにいちいち『設定』から『キーボード』までを開くのは手間がかかります。そこで日常の文字入力中でも簡単に辞書登録できる方法をご紹介。
文字入力中、登録したい単語を選択して長押しすると「コピー」「ペースト」といった項目の右側から「ユーザー辞書」に直接入れます。これで次回以降の入力を楽にできますね。
これを習慣化すれば、日々の入力速度に差が出てくるはずですよ。
(ワタナベダイスケ)