うしろの女の子キャラけっこうカワイイな...
ボストンにある経営大学院の名門中の名門『ハーバード・ビジネス・スクール』の出版部門が、なんと日本風のマンガも教科書に取り入れている、とウォールストリートジャーナルが伝えています。
もちろん題材は『ワンピース』や『進撃の巨人』ではなく、スティーブ・ジョブズとスティーブ・ウォズニアックを中心にアップル社の歴史を描いた『アップルのコア(Apple's Core)』なのだそうです。
ちなみに冒頭の画像は「でっかいほうのスティーブ」ウォズニアック氏。ナイスイケメン化!
アメリカのマンガということでマーベル・コミックス的な濃い絵柄を想像しましたが、意外にも日本寄りのタッチで描かれています。HAHAHA! これなら僕ら日本人でもすんなり読めそう。
ハーバード・ビジネス・パブリッシングでは、マンガ式教科書のセールスが同社の主要な収益源になるとは期待していないものの、知名度はうなぎのぼりだとか。
またマンガ式教科書を取り入れることによって、生徒の出席率も上がったそうですよ。英語が母国語でない学生の学習にもとっつきやすいですよね。
日本では以前より、『テルマエ・ロマエ』作者のヤマザキマリ版や、児童向けにも多くのジョブズ伝記マンガが出版されていますが、もしかするとこれって日本の児童書のほうがハーバード大学よりも時代の先端を走っていたってことかしら?
なにはともあれ、ハーバード・マンガ版『アップルのコア』、いちど手に取って読んでみたいものです。
M.B.A.s Learn the Story of Apple--In Comics [Wall Street Journal]
(ワタナベダイスケ)