これなら忘れようがないね。
現在時刻がそのままPINコードロックとして使える『TimePIN』なら解除コードを覚えておく必要がないから、脳にも空き容量がほんのちょっとだけ増やせますよ。
僕の周辺だけかもしれませんが、iPhoneユーザーの方はかなり高い確率でPINコード設定をしています。ですが、Androidユーザーの方はセキュリティ意識が低いのか、基本スライドロックだけって方が多いんです。設定しようと思えば豊富にロック設定があるんですけどねぇ。
ドキッとしたら、ちょっとセキュリティ意識を高めていきましょうか!
忘れちゃいけないコードは最初のコードだけ!
覚えなくてもいいとはいっても、何事もマスターパスワードは必要です。これだけは絶対に忘れちゃいけません。
アプリを起動したら、デフォルトPINなるものを入力する項目が表示されます。すでにPINコードロックの設定をしている方はそのコードを、設定をしたことがない方は忘れないような数字を4桁以上で入力しましょう。
すると「Device Admin Needed」というポップアップが表示されるので、【Okay】をタップしてデバイス管理機能を有効にする必要があるので注意してくださいね。
デバイス管理機能を有効にしたら、最初に『Disable All』の項目を「OFF」にして、『Enable TimePIN』の項目を「ON」にするだけ。この瞬間からロック解除に必要なのは現在時刻の4桁になります。
これだけでもかなり第三者がロックを解除するのは難しくなりますが、さらにセキュリティを高める設定も可能です。
「Modifiers」という項目で、入力方法を変更することが可能です。
- Duble PIN:現在時刻を2度入力(例 12時34分なら12341234と入力)
- Mirror PIN:2度入力だけど2度目は反転(例 20時19分なら20199102と入力)
- Reverse PIN:数字を反転して入力(例 06時51分なら1560と入力)
有料版にアップグレードすることで「Offset PIN(指定した数値を時刻に加算する)」の設定も可能
さらにこの項目は、複数同時設定ができちゃうんです。
例えばReverse PINとDuble PINをオンにしておくと、12時54分なら45214521といった具合。
さすがにこれだと、どの設定だったっけと最初は戸惑ってしまうかもしれないので、設定後は念のためにコードを確認しておくといいでしょう。
ロック解除の流れを動画にしてみた
ここでは簡単にReverse PINで設定したあと、ロックの解除を行っています。ちゃんと時刻に合わせてPINコードも変化していることがわかると思います。
万が一どう設定したかすらを忘れてしまった場合は、端末を再起動することで設定を解除することができるようになっているので、一番最初に設定しておいたマスターPINコードさえ忘れなければOKです。
これなら万が一のことがあってもそう簡単にはロックは解除されなさそうですね。
使用端末:AQUOS PHONE ZETA SH-02E
OS:4.1.2
発売元:Cunning Logic
更新日:2014年2月21日
価格:無料
対応機種:Android 4.0.3以上
(空閑叉京)