こりゃ楽チンですな！

スマホとパソコン間のデータのやりとりがかなり楽になるとウワサの、ドコモの『スマートデータリンク movizen（おためし）』を試してみました。

「スマホの容量が限界に近いから、パソコンにデータを移動したい」とか、「パソコンのデータを手軽にスマホに移したい」けど、MTPモードやらカードリーダーモードやらなんのことですか？ っていう人は特に必見ですよ。
　

スマホとパソコンの接続方法問わない！（キリッ）

なんとも嬉しいのは、スマホとパソコン間の接続スタイルは特に問われないという点。

Wi-Fiは同じでも別々のWi-Fiに接続していてもOK。スマホ側はLTE通信でもOK。USBケーブル経由での接続ももちろんOK。とりあえず電波さえつながっていれば良いんです。ではさっそく、利用する準備を整えていきましょうか。

パソコンとスマホでmobizenを利用する準備を整える

まずはパソコン環境が対応しているかを確認しておきましょう。

準備を整えるといっても、難しいことはほとんどありません。何も考えずにまずはパソコンからスマートデータリンクMobizenサービスサイトにアクセスしてみましょう。

アクセスすると上のような画面が表示されます。ちょっと面倒ですが、ここからパソコン用のプラグインアプリをダウンロードしてインストールを完了させておきます。

ここまできたらスマホ・タブレット側の設定に移ります。ただ、このアプリで公式に対応となっているのは記事執筆時点（2014年4月4日現在）では以下の端末に限られています。

編集部のハワイアン伊藤さんいわく「ネクサス5でもいけた！」ということなので、上記以外の端末でもいけそうな感じです。

Android用アプリをインストールしたら、規約に同意してアカウントを選択します。

アカウント登録が完了したら、パソコンのブラウザ上に登録したアカウントとパスワードを入力するだけで準備は完了です。

　

使い心地は「かなり良い感じ」

実際にパソコン上で操作した場面を動画にしたのでご覧いただければすべて悟れると思います。

これ、実際にブラウザ上で操作してみた動画です。このアプリの最大の特徴がドラッグ＆ドロップでデータの相互転送が可能という点です。また、テキスト入力をキーボードで行えるっていうのも魅力的ですね。

スマホから転送したいデータを下方向にドラッグして「パソコンへ」に持っていくだけで、サクッとデータをパソコンに保存ができるほか、削除もできます。

便利に使うために知っておきたいポイント

mobizenを使いこなす上で覚えておきたいポイントをまとめておきます。

画面拡大でリモート操作がしやすい

スマホの操作画面の拡大もできるので、リモート操作も誤操作なく行えそう。

SDカードとは本体の保存容量を指している

注意しておきたい点の1つ、がSDカードへのアクセス方法。ファイルへのアクセス時に表示されているSDカードという項目は、基本的にスマホの本体にあるファイルのことです。microSDカードへのアクセスはexternal_sdというファイルの中になるので注意しましょう。

端末によっては表記が異なる場合もあるのでよく確認しておきたいところ。また、時折microSDカードだけ表示されない場合もあります。

ボタン操作もリモートでOK

実は音量ボタンや電源ボタンの操作もブラウザ上からできちゃうんです。これにはさすがにビックリしました。もちろん、カメラの起動や撮影も行えますよ〜。

データを転送したあとの保存先は？

スマホからパソコンへ、パソコンからスマホへデータを転送した際の保存先がどこかっていう点も覚えておきたいところです。

　

長々と解説してきましたが、いかがだったでしょうか。接続方法を問わないため、スマホ初心者でも簡単に使いこなすことができそうですよ。

（空閑叉京）