久しぶりに、強力にオススメしたいアプリが出てきましたよ!
『Link Bubble(リンクバブル)』はブラウザアプリの一種なんですが、一般的なブラウザとはちょっと違う特徴があります。本ブラウザには、URLを入力するアドレスバーや、検索バーはありません。ブックマークを保存することもできません(※1)
他のアプリ上に貼られたリンクをタップしたり、紐付けられたアプリから呼ばれた時にだけ起動します。
「それでちゃんと使えるの?」て思った方、筆者も最初はそう思ってたんですよ。でも、スマホ上でブラウザ使う時って、実際には何かのリンクを開くときか、別のアプリ経由で使うという機会がほとんどどなんだと、目からウロコが落ちましたね。
一般的なブラウザと併用することも可能ですので、とりあえず使ってみることをオススメいたします。
使っている様子を動画に撮ってみましたので、確認してみてください。
リンクをタップ(※2)すると、いきなりブラウザが開かずに裏側で読み込みを始めます。読み込んでいる間は、バブルの衛星軌道上を回る黒い点のようなアニメーションが表示されますので、その間は引きつづきアプリ上で他のことをチェックしたりできます。
一般的なブラウザの場合、タップした時点でブラウザが開いてしまうので、表示を待ってないといけない時間がちょっとイラついたりする原因になったりするんですよね。
バブルをタップしたら、ブラウザ画面が開きます。
余分な機能を削っていることもあるのか、読み込みの速度も体感的には早く感じられます。ジッと待ってなくて良いのが効いているということも言えるでしょうね。
ページを閉じたい時は、バブルを下にスライドさせてバツ印のバブルに重ねてください。
初期設定では、上側のバブル左側は「Pocket」への保存、右側は「その他サービス」への共有となっていますが、これは設定で割り当てを変更することができます。
各種設定は、上記の日本語訳を参考に設定してください。
ここでの設定以外で英語を使う場面はありませんから、英語が苦手な人も安心して使っていただけますよ。
実は、本アプリは無料版のままだと、指定した1個のアプリ上からしか起動させることができません。有料版へ移行する気がない方は、最もひんぱんに利用するアプリを「Intercept links from」項目で設定しておいてください。
有料版は499円ですが、支払う価値は充分にあると思いますよ。本アプリを起動した時に表示される、どれだけの時間を節約できたかという結果を見れば、充分にモトを取れるアプリだと実感できるでしょう。
(※1)やや裏技的ですが、本アプリで検索やブックマークを利用する方法もあります。デスクトップ上に「Googleバー」ウィジェットを置いておいて、そこでの検索結果を開くアプリに本アプリを指定する。そして、「Pocket」などのwebページを保存するアプリを利用して、お気に入りページを保存しておく。これで、URLを直接入力する場合以外は、一般的なブラウザを利用せずに運用することが可能となります。
(※2) 最初にリンクを開くときに、どのブラウザで開くか聞かれると思いますので『Link Bubble』を「常に」開く設定にしておいてください。
デフォルトのブラウザとして使うのを止めたい時は、「設定」「アプリケーション」「Link Bubble」と入って、「デフォルトをクリア」をタップすれば、解除されます。
使用端末:HTC J One HTL22
OS:4.2.2
バージョン:1.0.3
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発売元:Chris Lacy
更新日:2014.3.26
価格:無料(有料版は499円)
対応機種:Android 4.1 以上
(田中宏和)