そんなビジネスユーザーの声がここまで聞こえてきそう。マイクロソフトがかねてより噂のあった『Office for iPad (Word、 Excel、PowerPoint) 』をついにリリースしました。
対応する言語に日本語が含まれてはいるものの、残念ながら本原稿執筆時点ではまだ日本国内のApp Storeには登場していません。でも実際にiPadでエクセルやパワポが動いてる様子を見たいよね。というわけでまずはマイクロソフト公式の動画『The real Microsoft Office apps for iPad are here!』(YouTube)をどうぞ。
さて、ここでは来たるべき日本リリースを待ちつつ、マイクロソフトがiPad版オフィスを正式発表するまでの経緯を過去の記事から振り返ってみましょう。
2012年...すべてはここから始まった...
スマホ・タブレット向けオフィスの噂がにわかに囁かれ始めたのは、2012年10月あたりのこと。まだ何の確証もない時期でしたが、ユーザーの間では「モバイル向けオフィス待望論」が盛り上がりました。
翌月の11月にはスマホ版のスクリーンショット(画面写真)が発見され、噂は一気に現実味を帯びてきます。ちなみにこのスクリーンショットが後のスマホ版『オフィスモバイル(Microsoft Office Mobile)』の原型ですね。
そしてこの年の年末には、公式サイト上に「Office Mobile for iPhone、Excel fo iPad、PowerPoint for iPad」の記述が見つかったりもしていましたね。
スマホ版が登場するも、タブレットは「サーフェス推し」の2013年
2013年には、iOSおよびAndroidのスマホ向けに『オフィス モバイル フォー オフィス 365 サブスクライバーズ(Office Mobile for Office 365 subscribers)』が登場しましたが、この時点ではまだ有料サービス『Office 365』の契約ユーザーが対象でした。
なお、iPad版オフィスのリリースと同時に『オフィスモバイル(Office Mobile)』も無料化されましたので、こちらも後ほど改めてレビュー予定です。
ところで、モバイル版オフィスのリリースと前後してマイクロソフトはWindowsタブレット vs. iPadの比較広告CMも打っていましたね。動画で観たい方はコチラの過去記事もあわせてどうぞ。
そして2014年、日本リリースはいつになるかな?
今年になると、iPad版オフィスのリリースが早まるという情報が入ってきていたのは記憶に新しいところ。
そしてついに今回の正式発表となったわけです。思えば足掛け2年近く前からの話題だったんですねぇ。ここまで来たら後は日本での一刻も早いリリースをワクテカしながら待つばかり。大きめ画面でオフィス文書、はやく試してみたいものですよねー。
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(ワタナベダイスケ)