後世に残すべきバカゲー（超褒め言葉）でした
先日、GooglePlayでのレビューが謎のシンクロ感を見せていた（詳しくはこちら）ことで、筆者の目に止まった乙女ゲー『学園ハンサム』。どうやら女性向けの、B○ゲームのようです。
気になる。前から名前は知っていましたが、ものすごく気になります。このシンクロ感、一体どこから生まれてくるのか...。
気になってしまったからには、やってみないわけには行きませんよね。というわけで、実際プレイしてみました。
なお、「〇L」の意味については、各自検索などで調べるようお願いします。ここに意味をかけない理由につきましては、お察しください。
静かなるゲームスタート
最初に自分の名前を入力したら、ゲームスタート。物語は、主人公が、転校先である、「薔薇門高校」（男子校）に初登校するから始まります。
最初は、割りと静かな出だしですね。これといって、おかしな部分は見当たりません。嵐の前の静けさってやつでしょうか。
いやまあ、最初からおかしな部分だらけで始まられても困るんですけどね。こう、なんとなく警戒心がですね。
さて、主人公が学校の敷地に足を踏み入れるところで、オープニングムービが流れます。このムービー、YouTubeにも上がっていますので、以下からぜひご覧ください。
がくえぇん ＼ハンサームッ！／
すみません、全然嵐の前の静けさじゃありませんでした。オープニングムービーから、かっ飛ばしまくりですね。
強烈すぎるオープニングにノックアウトされつつ、いよいよ入学です。一体、どんな学校生活が待っているのでしょうか。
不安定感バツグン
学校に入ったら、早速担任の先生のところに向かうことにしました。理科担当の、「西園寺輝彦」先生が担任とのことです。
絵のクオリティがアレですが、これこそが『学園ハンサム』の世界。大体こんな感じですので、アレさを楽しんでください。
さて、この後教室に向かい、クラスの前で先生から紹介を受ける主人公。すると先生が突然「カワイイ顔してるからクラスのマドンナだな」とちょっと何言ってるかわからないことを言い出します。
って誰だお前！ 絵柄も顔も、さっきと全然違います。画風の不安定感も、『学園ハンサム』の世界と言えましょう。あと、主人公顔赤らめんな。
「画風不安定芸」はこの後も加速の一途をたどりまして、立ち絵で全く画風の違う2人が並ぶとかもザラです。
なんかもう、右の人とか明らかに色鉛筆塗りですからね。この人も、普通の塗りの絵になると、全く別人のようになります。
とどまらないハンサムワールド
翌日、西園寺先生に、生徒指導室に呼び出された主人公。「転校してきたばかりで疲れているだろう」と、
サンバの衣装をくれました。なんでや。そしてノリノリで踊りだす...
西園寺先生。お前が踊るんかい！
と、だいたい終始こんな感じです。ギャグ漫画を読む感覚で、楽しめるでしょう。
そういえばBLゲーだった
さて、ある日先輩と一緒に海に行くことになった主人公。駅で待ち合わせていると、先輩が遅れてやってきました。
大変奇抜な格好ですが、主人公は何一つ反応せずそのまま海へ。うん、まあ、もういいや。
ちなみにこの先輩、先ほどの色鉛筆塗りの人です。マジ別人。
海に着くと、ビーチサッカーを開始する2人。しかし、先輩のガチシュートを顔面に受け、主人公は気絶してしまいます。
しばらくして目を覚ますと、先輩からの熱ぅい人工呼吸が。
って、えええぇぇぇーーーっ!?
い、いきなり絵のクオリティが300レベルぐらい上がった！ ＼ハンサームッ！／
そういえばこれ、BLゲームでしたね。すっかり忘れていました。
なんだかんだで、抑えるべきところは抑えていたとは。うーむ、『学園ハンサム』、恐るべし...。
「まだやってないけど」を「もうやった」へ
いやぁ、なんと申しますか、すごいゲームでした。基本はシュールギャグなわけですが、突然ハイクオリティな絵が入ることでドキドキ感が増します。
本来のターゲットである女性はもちろん、男性でも色んな意味で楽しめる作品だと思いました。皆さんも、レッツ＼ハンサームッ！／
使用端末：HTC J Butterfly(htl21)
OS：4.1.1
バージョン：1.2
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発売元：TOHOKU PENET
更新日：2014年3月3日
価格：700円
対応機種：Android2.3以上
（コンタケ）
