楽天がリリースした『楽天ウェブ検索』アプリは、その名の通り「検索した回数に応じて楽天スーパーポイントが毎日もらえるアプリ」です。
アプリ内での検索1回を1口として一日に最大30口までの範囲で参加でき、ユーザー全体で毎日125万ポイントを口数に応じて山分けする方式になっています。ちなみに筆者が2日ほど使ってみた結果が上の画像。1日目は12回ほど検索して2ポイント、2日目は3回くらいで1ポイント付加されています。
もらえるポイントは微々たるものですが、チリも積もればなんとやら。ポイント好きなら毎日30口ぶんの検索をこのアプリから行うクセをつけるとイイんじゃないかしら。
検索順位は「楽天有利」なんじゃないの?
さて、ここからがこの記事の本題。天下の巨大オンラインショッピングモール『楽天』が提供しているアプリということで、「検索結果の上位には楽天の商品ページがビッシリ並ぶんじゃないの?」なんて邪推しちゃうのが我々小市民の性(さが)ですよね。
試しに『楽天ウェブ検索』とiPhone版『Google Chrome』を使ったGoogle検索でサーチしてみた結果を比較してみました。
なんと『楽天ウェブ検索』のほうが不利に...?
下の画像、左側が『楽天ウェブ検索』、右がChromeのGoogle検索。ともに『産地直送』というキーワードで検索をかけてみた結果です。
どちらの検索結果でも、1位はウィキペディア。以下楽天のショップが登場する順位を見てみると、Googleでは4位に入っているところ、楽天ウェブ検索では7位でようやく登場します。
厳密に言うと、Googleで4位ヒットしたショップはメンテ中で買い物できない状態でしたが、それでも次点で出現するショップは7位と、楽天ウェブ検索と同位。やや、これはちょっとマズいことに気付いてしまったんだろうか。
とは言え、楽天有利に検索結果が調整されているわけでもなさそうですし、広告がバンバン出てくるわけでもない。これはいい意味で期待が裏切られたと言って良いでしょう。
普段使いのブラウザとしても悪くないんじゃないかな
効率よく楽天スーパーポイントを貯めるには、このアプリからの検索を習慣にする必要がありますよね。ブラウザとしても必要充分な機能を備えています。また、検索窓の右手には今日の検索した回数(口数)も表示されます。
ちょっとボタン配置に独特なところもあるので好みは分かれるところですが、地道なポイントゲットを優先したい人なら思い切って乗り換えちゃうのもアリ...なのかなぁ〜? う〜ん、消費税も上がるしなぁ〜。
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発売元:Rakuten.inc/更新日:2014年2月8日/価格:無料/対応機種:iOS 7.0 以降
(ワタナベダイスケ)