先日「iOS 7.1」がリリースされたところですが、とうとう「iOS 8」の流出スクリーンショットが公開されました。海外のアップルニュースサイト9to5Macのレポートによります。
では、実際に公開された画像をご覧ください。
ぱっと見は「iOS 7」と同じですが、いくつか新アプリが見受けられます。中でも特に注目するべきは、『Healthbook』(ヘルスブック)でしょう。
健康管理アプリ 『ヘルスブック』
『ヘルスブック』は、ユーザーの健康を管理するためのアプリと言われています。アイコンを拡大すると、その意味がわかるはず。
上から順に、赤は血圧、オレンジは消費カロリー、緑は心拍数を表しています。こういった、体の健康状態に関する数字を、管理してくれるアプリとなっているわけですね。
『ヘルスブック』のリリースが意味すること
では、『ヘルスブック』は、どのようにして血圧などの数字を測定するのでしょうか。ユーザーが自分で測って手動で入力...というのでは、誰も使わないでしょう。
ここで出てくるのが、『iWatch』ではないかと思われます。『iWatch』とは、アップルが開発中と言われている、腕時計型ガジェットです。
腕に着けた『iWatch』から、体に関する数値を測定。その数字を「iPhone」に送信して健康状態を測定するのが、『ヘルスブック』の仕組みになるのではないかと思われます。
もしかすると、『iWatch』は「iOS 8」と同時リリースになるのかもしれませんよ。
「iCloud」の強化
『ヘルスブック』以外にも、新たに追加されたアイコンが有ります。『TextEdit』(テキストエディット)と、『Preview』(プレビュー)の2つです。
この2つは、Macの「OS X」の標準アプリであり、アイコンもそのまま。なぜ「iOS 8」に、「OS X」のアプリがあるのでしょうか。
その理由は、「iCloud」機能の強化のためとのことです。Macに保存した画像やテキストが、iOSでもそのまま見れるようになるようですよ。
もし実現したら、大幅に便利になりそうですね。これこそ、多くの人が望んでいた「iCloud」ではないかと思います。
ただし、今のところ「iOS 8」からこの2つのアプリを起動した場合、「見る」ことができるだけのようです。編集はできないとのことでした。
まとめ
以上、「ヘルスブック」と「iCloud」強化の2つが、「iOS 8」のメインとなるようです。どちらも、面白そうな新機能ですね。
特に「iCloud」強化は、Macユーザーの方には待ちきれない新機能になるだろうと思いました。
(コンタケ)