ファミコン世代も感涙。
『うさぎマン』は、カプコンの名作アクション「ロックマン」とよく似たグラフィックやステージを持つアクションゲームです。
けれど、単なる焼き直しアプリと思ってプレイしてみたら、独自の爽快な操作感、気分を高めるアップ系のサウンドなど、全てが本気で作られており、その完成度の高さにビックリしてしまいました。
言葉で説明してもイメージがつかみにくいと思うので、まずは動画をどうぞ。
うさぎが、なんでスパイダーマンみたいなことをやってるのかなどと考えてはいけません。とにかく、画面の行きたい場所をタップすればうさぎが糸的なものを放射して、スイスイ飛んで行きます。敵に向かってタップすれば、糸と一緒に攻撃もするので、操作はシンプルすぎるぐらいシンプル。
けれど、ザコキャラもけっこう小ざかしく動き回り、ステージも上に行ったり下におりたりと工夫されており、ロックマン同様の高めの難易度設定に何回も死にまくります。
ちなみに、なつかしのティウンティウン音と火花のようなアニメーションでうさぎも死にます。
本当に何べん死んだか知れません。かなりスピーディな操作や状況判断が求められるので、死んでなんぼと言った感じですが、そんなこんなでボス戦に。湯のみからお茶を出して攻撃してくる恐怖の湯飲みマン。
ステージ上を縦横無尽に動き回り、湯飲みの中から無数のお茶のしずくをステージ一面に分散させてくる、非常に恐ろしい攻撃手段を持っています。当然何回も死にました。
が、死んだらボス直前から再開できるので、何回も戦って、相手の攻撃パターンを把握して、打倒しましょう。ちなみにパターンをつかんだら、なんてことはありませんでした(10回ぐらい死んだのは秘密です)。
ボスのライフが減ってきたからといって気分が高揚しないようにしましょう。焦らず、パターンを見極めつつ、最後まで着実に攻撃を重ねること。ロックマンをプレイしたことがある人なら分かるでしょうが、ボス戦突破のカギです!
湯飲みが死んで、ステージをセレクトできるようになりました。カキ氷マンに、あとは、なんだろう? ヨウカンに、おもち? 白玉ぜんざい? ちょっと分からないのですが、とにかく合計5体の、湯のみ以上に冷酷無慈悲の強敵たちが、うさぎマンを待ち構えております。
ちなみに、さっき倒した湯飲みマンの能力をうさぎマンも使えるようになります。心強いですね。
開発者の謎のセンスが発揮されてるゲームとかアプリなどが筆者は好きなのですが、これは本当にそんな感じでした。ゲームとしての完成度も高いので、かつてエアーマンが倒せなかった大きなお友達も、本アプリでかつての感覚を堪能してみてはいかがでしょうか。
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発売元:DORASA.NET / 更新日:013年12月29日 / 価格:無料 / 対応機種:Android2.3.3 以上
(斎藤栄孝)
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