テレビに差せばYouTubeやGoogle Playのビデオや写真を楽しめるHDMIスティック『クロームキャスト』といえば、クロームブック(解説記事)と並んで「日本では売ってないグーグル製品」のひとつ。
でもどうやら「数週間以内にもっとたくさんの国で使えるようになる」とグーグル上級副社長のサンダー・ピチャイ(Sundar Pichai)氏が明らかにしたのだそうですよ。音楽・映像・インタラクティブ作品の祭典『サウス・バイ・サウスウエスト(SXSW)』の基調講演での話として、海外メディア The Next Web が伝えています。
ところで「クロームキャストって何?」という人は、こちらの過去記事『Googleがネットテレビを考えたらこうなった。「クロームキャスト」ってどんなマシン?』を読んでみてくださいね。
この報道から直接的に「日本でも発売されるぞ!」とは言い切ることはできませんが、常時100本近いドラマやアニメの無料エピソードがあったりと日本版Google Playの映像コンテンツもかなり充実してきた昨今、これは期待してもいいんじゃないかな〜...とも思えるわけで。
スマホやタブレットの映像をそのまま大画面のテレビに表示できる特徴のあるクロームキャスト。スマホは使うけどパソコンは持っていない層にとっても、手軽にオンライン映像をテレビで楽しめるアイテムとして人気が出るかもしれません。
しかも価格が35ドル(約3,500円程度)と激安なのも魅力。似た製品となるApple TVは1万400円ですからお値打ち感は相当なものです。
YouTubeにあるクロームキャスト紹介動画(Chromecast: For Bigger Fun)を観ると、リビングでの楽しみがグンと広がる様子がわかります。
このお手軽さ、手頃な価格そのままに日本で発売されたら、幅広い層にウケそうな気がするんですよね〜!
Google's Chromecast Coming to "Many More Countries" Soon [The Next Web via Appllio]
Chromecast [Google]
(ワタナベダイスケ)