「うつ」を診断してくれるチェックサイトは数多くありますが、全く新しい診断サイトが登場しました。ミクさんがチャット形式で診断を進めてくれる、『MikuCha』(ミクチャ/サイトはこちら)です。
「ミクさんとチャット」して「うつ診断」という組み合わせが、なんとも新しい感じですね。作成したのは、奈良先端科学技術大学院大学情報科学研究科 自然言語処理学研究室のメンバーとのことです。
せっかくですので、元気に満ち溢れている筆者も診断してみました。一体どのような結果になるのでしょうか。
診断してみよう
まずは『ミクチャ』のページにアクセスし、名前を入力しましょう。本名である必要はありません。
「今すぐに体験する」をタッチすれば、診断スタートです。
なお、本アプリは、パソコンとスマホのどちらでも利用することができます。パソコンの場合は、ミクさんのセリフに音声をつけることもできますよ。
質問に答えていく
では、診断を始めましょう。前述のとおり、チャット形式で質問に答えていくことになります。
途中、ミクさんのヒットソング「千本桜」や「みっくみくにしてあげる」の話が出てきたりすることも。
本アプリは自然言語処理技術を利用しており、質問には自由に答えることができます。会話言葉でも、ちゃんと理解してくれますよ。しっかり、「会話」している感があります。
とはいえ、あまり変な返答をすると聞き返されたり、意味を間違えられる可能性も。できるだけ分かりやすい言葉で返答すると良いでしょう。
大体5~10分ぐらいで、全部の質問に答えられるかと思います。さて、筆者の診断結果は...
うつ病の可能性、20%とのことでした。まぁ、多分大丈夫でしょう。多分。
オススメはパソコンで音声有り
一通りやってみたところ、『ミクチャ』はスマホよりもパソコンでやった方がいいかなと思いました。その理由は、以下の2点です。
・音声が使える
スマホの文字入力はめんどう
「チャット形式」ということで、本アプリは自分で文字を入力して行く必要があります。やはりスマホの入力だと、少し面倒に感じるかもしれません。
その点、パソコンのキーボードの方が、楽に入力できるはずですよ。とはいえ、スマホでも同じぐらい速く入力できるという方であれば、気にならないかもしれません。
音声があったほうが楽
パソコン限定の機能である、音声もあったほうが良いと思います。なにせミクさんの声があれば耳が癒やされる...とかそういった理由ではなくて、音声があった方が、文章だけよりも質問が頭に入って来やすいです。
「別に音声なんかいらないなー」という方も、パソコンが使える環境ならぜひ音声有りで試してみることをオススメいたします。
気になる方は医師へ相談
本アプリは、厚生労働省により公開されている「簡易抑うつ症状尺度」をベースに作成されているとのことです。ただし、医師または医療機関の協力等を得て作成されたものではないそうです。
チェックの結果は健康状態や症状の目安で、診断に代わるものではないとのこと。もしも気になることがある場合は、早めに医師へ相談しましょう。
(コンタケ)