海外で「iPhone」の盗難に遭い、100万円の通話料請求が来た。そんな恐ろしい話が、こちらのTogetterにまとめられていました。
被害者の方はスペインのバルセロナに滞在されていたそうで、そこで盗難にあったそうです。盗難にあった翌日には利用停止請求をしたそうなのですが、その翌月...。
ソフトバンクからハード過ぎる請求書が来た。頭がパンクしそう。 pic.twitter.com/CJZmjw7fDn
— omomo (@fucki_k) 2014, 2月 25
ちなみに請求の大部分は有りがちなデータ通信料ではなく、通話料。通話料を日別に見るとこの様子。 暮れの元気なご挨拶やり過ぎだろ。。。 pic.twitter.com/UzFWlRyNkL
— omomo (@fucki_k) 2014, 2月 25
ひぃっ、こりゃ恐ろしい。とても個人に払えるような額ではありません。
支払い義務はあるのか
今回のケースは盗難被害での不正使用ですので、支払い義務は生じないのではないか? という気もしますが、そうもいかないようです。
バルセロナで12/29にiPhoneの盗難に遭い、翌日の12/30にカサブランカで借りた携帯電話から利用停止手続きを行いました。この僅か約15時間の間に悪用(国際通話)をされ、請求が約100万に。この場合は誰が使ったかは関係なく、管理責任により契約者に支払い義務があるとのこと。死
— omomo (@fucki_k) 2014, 2月 25
額が額なので、笑うしかない... どうせなら100万行けよ三流盗人め! ソフトバンクショップや警察にも相談しましたが、打ち手はなし。 「犯人が捕まれば支払い義務は無くなる」らしいけれど、その可能性は限りなく低い...。 やはり笑うしかないのでしょうか。 盗人のせいで泣きたくない。
— omomo (@fucki_k) 2014, 2月 25
・ソフトバンクショップや警察にも相談したが、打つ手なし
・犯人が捕まれば支払い義務は無くなるが、その可能性は限りなく低い
うーむ、これは詰んでる...。
iPhoneにはパスワードがかかっていた
これを読んで、「携帯にパスロックをかけていなかった自己責任」と思われた方もいらっしゃるかもしれません。しかし、どうやら被害者の方、ちゃんとパスロックはかけていたようです。
iPhoneはバルセロナのメトロで盗まれました。海外では換金価値の高いiPhoneを狙った犯罪が増えているそうです。ちなみにiPhoneは5桁のオートロックを常にかけていましたが、それも役には立ちませんでした。利用上限を設けるなど、様々なリスクヘッジが必要かも知れません。
— omomo (@fucki_k) 2014, 2月 25
パスロックを抜けられたのか? と思いましたが、Simカードを抜かれて、他の携帯に挿されたのかもしれません。今頃iPhone本体は、中古屋という可能性も。
対策は?
今回の被害、何か対策はなかったのでしょうか。
考えられるとすれば、被害者の方もおっしゃっておられますように、盗難に気づいた時点で即携帯の利用を止めるべきだったということでしょうか。今回のケースは、盗難から利用停止まで15時間ほどあったそうです。
しかし、iPhoneには紛失時でも、GPSを利用して場所を探す機能があります。先にこちらを利用して探したくなるお気持ちは、よーく分かりますよね。今回は、本当に運がなかったとしか言いようがありません。
もう一つは、同じく被害者の方が言われてますように、利用上限を設定するぐらいでしょうか。毎月自分が使う通話料プラス数万円程度に設定しておけば、被害は小さく済むはず。
なお、この話題は現在進行形で進んでおり、まだ決着がついていないようです。どうにか最小限で済むように決着すればよいのですが。
過去に携帯を紛失したことのある筆者からすると(詳しくはこちら)、なんとも身につまされるお話でした。
バルセロナでiPhone盗難にあう→悪用され99万を支払わねばならなくなった件
(コンタケ)
コメント
コメントを書く