水素、ヘリウム...あと何だっけ? 理数系の暗記モノでも特に難解なのが元素ですよね。酸素や金、銀といった身近なものなら具体的に想像できますが、ナントカチウムなんて名前の元素になると存在すらイメージできなかったり。
そんな元素の数々を、アニメーションする豊富なサンプル画像や解説文で楽しく学べるのが『世界で一番美しい 元素図鑑』です。ビジュアルを多用した茶目っ気と、デジタルならではの仕掛けが満載なんですよ。
わかりやすくて、発見がいっぱい
メイン画面はアニメーションする不思議な元素表。そこから選択した元素について画像付きでわかりやすく学べるようになっています。
例えばタングステンであれば「白熱電球のフィラメントに使われてる」といった基本から、ダーツの矢や溝きりカッター刃にも用いられるなんて思わず「へえー!」な豆知識まで。スクロールするたびに新たな発見が!
「キュリウムはキュリー夫妻が発見した元素ではありません」え、知らなかった、そんなの...(またしても新たな発見)。
遊びながら学べる仕組みもいっぱい
元素を紹介する画像は全て、フリックでクルクル回転させたりピンチズームすることが可能。元素名の発音も音声でチェックできます。こんなちょっとした遊び心があるのも好感が持てますね。
日本語以外にもかなり多くの言語へ即座に切り替えができるのも良いところですし、メニューに収録されている「はじめに」の文章だけでもじっくり読ませてくれるだけの情報量があります。
さらに元素名を暗記するのに役立ちそうな『元素の歌』も動画で視聴できるなど、スマホアプリとしてはやや高額な部類(1400円)なだけあってコンテンツはとても充実してますよ。
また、関連アプリとして過激な化学実験の動画79本を収録した『元素図鑑 イン・アクション(別売400円)』(iTunes)もあるのだそうで、コチラもスッゴク気になっちゃいますねぇ〜!
使用端末:iPhone5(OS:7.0.4 バージョン:2.0.0)
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発売元:Theodore Gray and Touch Press LLP/更新日:2013年12月11日/価格:1400円/対応機種:iOS 7.0 以降
(ワタナベダイスケ)