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いくらになると思う? もし1991年にiPhone5sを作ってたら【衝撃の価格にスタジオ騒然!】

2014/02/11 07:00 投稿

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140210mosiap01.jpgスーファミ時代にiPhoneを作ったらおいくらまんえん?

そんなことを想像した記事を掲載していたのが、海外テック系メディア『TechPolicyDaily.com』iPhone5sのスペックを1991年の相場に置き換えたらどのくらいのお値段になるかを考察しています。

ちなみに彼らによれば1991年バージョンiPhone5sの部品コスト、日本円にして3億円を軽く越えちゃうのだそう。な...なん...だと...?

その内訳をちょっとのぞいてみましょう。

当時のパーツ相場はこんな感じ



コンピューター製品に使われているパーツは、技術の進歩とともに性能が上がりつつ価格はこなれて安くなる傾向にあります。1991年当時のパーツ価格がどのくらいの相場だったかというと...


・フラッシュメモリは記憶容量1ギガバイトあたり4万5千ドル(約460万円)

プロセッサは1MIPS(1秒間に100万命令をこなせるパワー)あたり30ドル(約3千円強)

・iPhoneには当時存在しなかった高解像度のディスプレイやカメラ、センサーなどが搭載されている(プライスレス)


メモリのバカ高さに目を疑いますが、1991年といえばまだフロッピーディスクが主流、フラッシュメモリ的な記憶装置なんてドラクエの「ぼうけんのしょ」程度の時代です。そりゃ高いわ。


iPhone5sのスペックにあてはめてみよう

で、これらをiPhone5sの32GBモデルと同等のスペックになるように計算すると、以下のようになります(※ iPhone5sの1.3GHz『A7』プロセッサの処理能力は20,500 MIPS)。


・記憶容量 32ギガバイト×4万5千ドル=144万ドル(1億5千万円近く!)

・プロセッサ 20,500 MIPS×30ドル=61万5千ドル(約6,300万円)


さらに TechPolicyDaily.com が当時と現在の米国携帯電話ネットワークのコストを比較して算出した通信まわりのコスト、150万ドル(1.5億円以上)を加算すると「約144万ドル+ 約61万5千ドル+ 約150万ドルで、やや誤差はありつつもだいたい356万ドル程度になる」ようです。元記事の通信費の計算方法がいささか怪しい気もしますが、それを信じて合計するなら日本円にして3億6,300万円といったところでしょうか...


結論: ジャンボ宝くじレベルじゃねーか(涙)

おお、なにやら非現実的なプライスになってしまいましたね。さらに当時なかったテクノロジーやパーツはここに加味されていないわけですし。ちなみに仮に当時ジャンボ宝くじが当たっていたとしても、この値段でiPhoneは買わなかったと思います。

もちろん、こうした試算は必ずしも正確といえるものではない上、「だからどうしたの?」と言われてしまえばそれまでなんですけどぉ〜、時にはこういう空想をしてみるのも楽しいものですよね〜。

「もし1991年にiOSがあったらどんなユーザーインターフェースなのか」とか想像してみるのも楽しそう。やっぱりフォントがカクカクしてたりアイコンがドット絵だったりするのかしら?


How much would an iPhone have cost in 1991? [TechPolicyDaily.com via Cult Of Mac]

(ワタナベダイスケ)

 

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