3DCGで実際にアニメーションを見ることでわかりやすく手話を学べて、ゲームにもなっているから飽きずに続けられるアプリ『ゲームで学べる手話辞典』をソフトバンクがリリースしました。
このアプリは「学ぶ」と「遊ぶ」の2つのパートから構成されていて、「学ぶ」で覚えた単語を「遊ぶ」のゲームで活用していけば初心者でも長く続けられそう。
CGアニメで手話単語や文例がわかりやすい
「学ぶ」パートでは単語や例文をCGアニメーションで確認できます。繰り返しや視点切り替えを自由に設定できるのが有り難いですね。
ここでは特に「シーン別文例集」に注目。いざという時読み取りたい手話など、「知っておきたいとは思っていたけど、なかなか学ぶ機会がなくて...」という人は多いはずですよね。スマホアプリなら空き時間にさっと取り出して観ることができます。
「いざという時表現したい手話」をおぼえるときなど、視点をくるっと回して背後からのアングルにすると練習し易くなります。手話が隠れる視点では自動的に透過モデルに切り替わる気配りも好感触。
説明を表示したりスピードの調整ができたりと、本当に良く作り込まれていますね。
ゲームで腕試し! 楽しみながら手話マスター
「遊ぶ」パートではクエストクリア型のゲームで手話の腕試しができます。キャラの手話アクションを見て、その単語を文字で入力する戦闘システム。うまく答えられれば魔法が発生して敵を攻撃できる仕組みです。
わからない手話だった場合はヒント機能をうまく使っていくことになりますが、できるだけ「学ぶ」パートで単語をおぼえてから戦闘に臨むようにするといいですよ。
すべてのクエストを攻略する頃には、あなたも手話マスターになっているかも?
収録されている単語数はアプリ本体の無料部分で簡単な日常会話の1,400語、アプリ内課金で追加していけば専門用語集を含めて合計3,000語以上にもなるのだそう。
また、本アプリはソフトバンクによる社会貢献活動としてリリースされ、収益の一部は聴覚障がい者支援団体などに寄付されるとのこと。現在はiOS版しかないのですが、こうしたアプリこそAndroidにも移植して一人でも多くの人の手に届くといいですよね。
使用端末:iPhone5(OS:7.0.4 バージョン:1.0.0)
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発売元:SOFTBANK MOBILE/更新日:2014年2月6日/価格:無料/対応機種:iOS 6.0 以降
(ワタナベダイスケ)