「俺達は日本で冷遇されてるぜ...」とお嘆きのアメコミファンに朗報です。我らがマーベルより、12カ国語に対応したアメコミリーダー・アプリ、その名も『Marvel グローバル コミック』がリリースされました。
アプリ内の本棚に電子書籍をダウンロードして楽しむスタイルのブックリーダーで、コミック1エピソードあたり200円。しかも今なら『インビンシブル・アイアンマン』など無料のタイトルもありますよ。
マーベルを代表する名作たちを手軽にスマホで
コミックを読むための手順は、ストアで選んだ作品をダウンロード(購入)してマイコミックに保存する流れ。
全ての作品で、表紙と冒頭数ページを「プレビュー」として試し読みすることが可能。現時点で配信されているのはマーベルを代表する以下の15タイトル。充実です!
アストニッシング・ソー/アベンジャーズ/アメイジング・スパイダーマン/アンキャニー・X-メン:ファースト・クラス/インビンシブル・アイアンマン/インフィニティ・ガントレット/シークレット・アベンジャーズ/シークレット・インベーション/シビル・ウォー/ニューアベンジャーズ/ハウス・オブ・M/ハルク/フィアーズ・イットセルフ/マーベル・ゾンビーズ/マイティー・アベンジャーズ
ここからは、いまアプリ内で無料ゲットできる『インビンシブル・アイアンマン 1巻』でビューアーとしての使い勝手をチェックしてみましょう。
日本語がちょっとヘンなことも...だが、それがいい!
フリックでページ送り、画面タップで表示されるスライダー等、基本的な操作は国産の電子コミックビューアーと同様。でも日本語訳されてもセリフは横書きなので、ページめくり方向が日本のマンガと逆なのですよ〜。
画面のダブルタップで表示の拡大(最大3段階)、アメコミは文字が細かいページが多いので拡大はよく使います。もちろんピンチズームも可能。
セリフを拡大してよく読むと、なんか機械翻訳っぽいというか独特の言い回しになっている箇所が多いなー。改行のタイミングなど日本固有の禁則処理も華麗にスルー。さすがマーベル、こうでなくっちゃ。
画面の縦横回転にも対応しているので、見開きページを横向きで表示させてみましょう。こういうページでは全体像を見渡したくなりますもんね〜。
...違う、そうじゃない。
どうやらこのアプリでは横表示でも単一ページ(見開きの片面)を基準に表示するようです。ちょっと残念。
紙の書籍とコスパを比較してみた
それにしてもエピソードあたり200円で読めるというコストパフォーマンスの高さは、紙の書籍で日本語訳アメコミを手に取ったことのある人ならばおわかりのはず。
アプリ内では現在1巻が無料となっているマーク・ミラーの『シビル・ウォー』で比較すると、書籍の日本語版が3,360円。アプリでは7分冊になっているものの1巻無料なので200円×6エピソード=1,200円で半額以下となり、圧倒的にお手頃です!
配信タイトルがもっと増えてほしいところだけど、日本では敷居が高い印象のアメコミがアプリで一気に身近になるかもよ!?
使用端末:iPhone5(OS:7.0.4 バージョン:1.0.1)
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発売元:Marvel Entertainment, LLC/更新日:2014年2月6日/価格:無料/対応機種:iOS 5.0 以降
(ワタナベダイスケ)