『12Hours（12アワーズ）』は、アナログ時計の盤面上にカレンダーの予定を表示してくれるウィジェットです。

見ていただければお分かりのように、クールさと実用性を兼ね備えたアナログ時計ウィジェットなんですが、本ウィジェットの登場によって、ルックスだけの時計ウィジェットは陳腐化してしまったと言っても過言ではないかも知れませんね。

いやむしろ、「腕時計？スマホあるから使ってないよ」が、もはや高価な腕時計を買えないことへの言い訳じゃなくなりました。レベルの話じゃないでしょうか、これ。
　

カレンダーと同期して、現在の時刻から12時間後までの予定が盤面上に表示されます。

予定の詳細については、ウィジェットをタップすればカレンダーアプリが立ち上がるので、そこで確認できます。

カレンダーウィジェットは、一目で予定を確認できるのは良いんですが、次の予定までどのくらい時間があるのかが直感的に分かり辛いんですよね。

その点、本ウィジェットなら一日の時間の使い方まで一目で把握できるし、ホーム画面上がゴチャゴチャすることもありません。
分刻みでスケジュールが立て込んでいる人でなければ、カレンダーの色分けだけで、ほぼ次の予定が何かは分かるんじゃないかと思います。

アプリを起動すると、設定画面に入れます。MAINタブでどのカレンダーと同期させるのかを決めましょう。

標準のカレンダーアプリ以外を普段使っている人は、Googleカレンダーを経由してそれぞれ同期させることで、本ウィジェットにデータを送ることができると思います。

STYLEタブでは、予定を表す部分についてのスタイルを設定できます。

ある程度感覚的に分かると思いますが、英語アプリなので念のため和訳を載せています。

EXTRAタブで、ウィジェット中心部分をタップした時に起動させるアプリを選ぶこともできます。

筆者はここに時計アプリを設定していますが、もちろん他のアプリを割り当てることも可能ですから、他社製カレンダーアプリ等を設定しても良いと思います。

久しぶりに、ホーム画面を本ウィジェット中心にレイアウトし直したほど電撃的に気に入ったんですけど、ぜひオススメしたい逸品ですね。

これ割と真面目に、様々なメーカーから出るという噂の時計型端末に採用されそうなアイデアじゃないかと思いますよ。

（田中宏和）