先日ついに、『ファイナルファンタジー6』(以下『FF6』表記)のスマホ版がリリースされました。まだアンドロイド版のみですが、iOS版も近日中にリリースされるとのことです。
実は筆者と『FF6』の因縁は大変深いものがありまして、小学生の時に誕生日プレゼントで買ってもらったのでした。苦戦しながらもストーリーを進めていき、いざラストダンジョン突入という日にデータ消失。
それ以降、筆者がFF6をプレイすることはなかったのでした。いやぁ、アレは効いたねぇ...。
しかし、あれからちょうど20年。時代は進み、とうとうスマホでのリリースとなりました。あの時の無念を、ついに晴らす時が来たのです。
というわけで、初代のスーパーファミコン版プレイ済みの人間による、スマホ版プレイレビューをお届けしたいと思います。当時の思い出を振り返り、懐かしみながらのプレイです。
プレイ開始
では、早速プレイしてみましょう。最初に雲の間から雷鳴が光り、「アァーアアァァーーー」の声とともに『FINAL FANTASY Ⅵ』のロゴが浮かぶところは原作と全く同じ。
良いですねー、テンション上がります。画面をタッチすれば、タイトル画面へ。
左側に表示されている、Google+のアイコンが時代を感じさせますね。では、「ニューゲーム」を選択です。
グラフィック
さて、やはり一番気になるのはグラフィックですよね。率直に申しますと、かなりキレイだと感じました。
原作に比べてキャラクターの色が薄くなっているのは、やはりちょっとだけ気になります。しかし、プレイしていれば、すぐに気にならなくなるでしょう。
そして毎度のことながら、やはり戦闘画面が一番きれいです。気合入ってますね。
音楽
音楽は、原作に忠実...というか、そのまんま? 聴き比べをしたわけじゃないですが、違いがわからないレベルで再現されていました。
さらに、設定でゲーム内の全音楽が最初から視聴可能という親切設計。「決戦」も聴き放題です。
システム
最後に、システム全般について触れておきましょう。まずは戦闘から。
戦闘中は、画面のスライドでカーソルを移動します。また、直接タッチもOK。
ATBはバーではなく、キャラアイコンの上昇で表現されています。一番上までくれば行動できますよ。
メニュー画面は一見大きな変化はありませ...ってビッグスとウェッジバタ臭っ!
しかし、「モンスター図鑑」や「アルバム」なんて近代的なものが追加されていました。「アルバム」では、そこまでのストーリーのあらすじが見れます。
その他、常に次の目的地が確認できるようになっていますので、話を聞き飛ばしてしまっても詰まることはないでしょう。全体的に、親切に作られていると感じました。
すでにプレイ済みの方も未プレイの方も、「懐かしさ」と「新しさ」を感じながらプレイしてみてください。筆者も、少しずつ進めて、リベンジしてやろうと思います。
使用端末:HTC J Butterfly(htl21)
OS:4.1.1
バージョン:1.0.0
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発売元:SQUARE ENIX Co.,Ltd.
更新日:2014年1月15日
価格:1,800円
対応機種:Android3.2以上
(コンタケ)