イマドキの若者は知らない20世紀なアイテムの筆頭、カセットテープ。そのルックスを忠実に再現した音楽再生アプリ『エアカセット（AirCassette）』がハイファイ...いやハイクオリティで注目です。

見た目がカセットテープにそっくりなのは当たり前。ラベルには曲名やアーティスト名が表示されますし、早送り／巻き戻しをすると窓から見えるテープの残量もキュルキュルと変化します。動画で見ると一目でわかる通り、これがまたリアルなんだよなぁ〜。

カセット・ビューでは再生／停止、曲送り／戻しのみのシンプル操作ですが、テープ巻き取りもきちんとアニメーションするので意外と見ていて飽きません。

カセットの見た目は着せ替えでき、追加のルックスはアプリ内から購入可能。

アプリとしてのミュージックプレイヤー本体もよくできていて、往年のiPodと近い感覚のカラム表示で曲が選びやすいですね。カセットテープではないので、シャッフルやプレイリスト作成（ミックス）もできますよ。

再生中の曲をFacebookやTwitterにシェアできるのもイマドキです。こういう機能はリアル・カセットテープ時代にはなかった！

レトロな見た目ながら現代の音楽再生アプリとして機能性は充分。英語アプリなのでラベル表記も日本語は味気ない書体になってしまったりしますが、実用するにはそれほど気にならないハズ。カセットテープ、iPod、iOSと時代の流れを一本で感じられるアプリでもあるんですよ。

ちなみにAndroidユーザーなら、同様にアプリとして『Retro Tape Deck mp3 player』がオススメ。グルーブしようぜ！

（ワタナベダイスケ）