現在米国にて、家電の展覧・発表会「CES 2014」が開催中です。今年も、大変盛り上がっているようですよ。
さて、そんな「CES 2014」にて、今年はスマホ連動グッズがかなり多数展示されているようです。されているのはいいんですが、どうにも「なぜ連動させようと思った」というようなグッズも、かなり多数ある様子。
一体どこから、それをスマホと連動させようという話になったのか。一体どうして、その企画は通ってしまったのか。さまざまな疑問が頭をかすめるようなグッズは、見ている分には楽しい物です。
というわけで、インパクトの強かった「CES 2014 珍スマグッズ」をまとめてみました。コメントに困るものが多いので、あまり深くは突っ込んでいきません。
歯ブラシ
虫歯が気になるあなたには、毎日の歯磨きをサポートしてくれるスマート歯ブラシ『Kolibree Smart Toothbrush』(コリブリー スマートトゥースブラシ/公式サイトはこちら)はいかがでしょうか。
海外のスマホ情報サイトPhandroidによれば、歯磨きの頻度や、よく磨けていない場所・力の入れ方の良し悪しなどを判定してくれるそうです。歯医者要らずになる日も、近いのかもしれませんね。
テニスラケット
テニスをサクサク上達させたいというさわやかスポーツマンなあなたには、Engadgetで紹介されていたスマートテニスラケットがオススメです。
スイング速度や、ラケットのどこに玉が当たったかなどを記録してくれるみたいですね。何の役に立つのかよく分かりませんが。
いったいこんなの作ったのはどこの前衛的過ぎるメーカーだよと思ったら、ソニーでした。オゥ、イエイ...。
ベッド
睡眠に関してのお悩みをお持ちでしたら、スマートベッド『Sleep Number x12 bed』(公式サイトはこちら)で決まりです。もう、一体何をしてくれるんだか、想像がつきません。
しかしEngadetの解説を読んでみたところ、これが思いのほかすごいもののようです。
睡眠習慣、運動、心拍数や呼吸数を監視することで、体にそれらの記録装置を着けることなく寝ることができます。さらに、体にあったベッドの傾きを教えてくれたり、いびきの防止機能なんてものもあるそうです。
かなりのお値段にはなると思われますが、これは実用化されたら実際に便利なのかもしれません。
筋トレ
筋トレグッズでさえ、スマホに連動する時代になってきたようです。スマート筋肉ですね。
「TAO」(公式サイトはこちら)と呼ばれるこのグッズでは、いつでもどこでも、「アイソメトリックエクササイズ」と呼ばれる簡単な筋トレができるそうです。体の健康状態や、目標の達成率なども教えてくれるようですよ。
それよりも、スマホをいじってたらいつの間にかムキムキになってるアプリとかグッズは出ないものでしょうか。
ナベ
いつもナベを焦がしてしまう、というドジっ子な若奥さまには、アップル情報サイトのMacRumorsで紹介されていたスマートナベが生活を一新してくれること間違いなしです。
ていうか、調理器具キター! 日本でも出てきてはどれもひっそりと消えていったスマートになれないグッズ、調理器具の世界版キター!
温度管理やタイマー設定などができるそうですが、どうしてもコスト面などで見合った性能を出すのが難しいと思うんですよね。このナベが、近い将来世界中のキッチンを席巻(せっけん)する日は来るのでしょうか。
他にもいろいろあるのですが、特にインパクトが強かったのがこの5つでした。いやぁ、スマートライフ(?)ですなぁ。
とりあえずこれらをみて総合的に思ったことは、「一体何個バッテリー充電させる気やねん」ということでした。スマートライフとタコ足配線ライフは、紙一重ですね。
Gamified teeth brushing with the world's first Smart Toothbrush by Kolibree[Phandroid via APPREVIEW]
TAO[via APPREVIEW]
Sleep Number x12 bed[via Engadget]
Playing tennis the Sony way... with a racket sensor that analyzes your game (video)[Engadget]
Belkin Introduces iPhone-Enabled WeMo Crock-Pot Slow Cooker[MacRumors via ガジェット速報]
(コンタケ)