以前、「機内モードで充電すると早く充電が終わる」というテクニックをご紹介いたしました(詳しくはこちら)。皆さん、実際に試されてみましたでしょうか。
機内モードとは、すべての無線接続をできない状態にする機能。インターネットや通話はできなくなりますが、名前の通り飛行機内でもスマホを使うことができます。
機内モードを使うには、アンドロイド4.0以降なら電源ボタンの長押しで出てくるメニュー(トップ画像参照)で選択すればOK。古い機種の場合は設定方法が個別に違いますので、説明書などをご覧ください。
iOSの場合は、「設定」画面から選択できます。機内モードがONになっていると、通知バーに飛行機のアイコンが表示されますよ。
さて、電源を切って充電すれば早いのはわかりますが、機内モードでも本当に早く充電が終わるのでしょうか? 疑わしい、これは疑わしいですぞぉ。
というわけで、実際に試してみました。簡易的な計測ではありますが、実験結果をご覧ください。
実験開始
今回の実験は、以下の順で試します。
2.機内モードにして、バッテリー残量80%から100%まで充電する
なお、普通の状態の時もGPS・Wi-fi・ブルートゥースはオフで実験しました。
本当はもっとバッテリーを減らしてかた試したかったのですが、時間の都合上80%スタートです。さて、結果やいかに。
結果
結果は、以下の通りになりました。
機内モードで充電にかかった時間:1時間7分
うーん、微差! 4分だけ機内モードのほうが早く充電できました。
とはいえ、バッテリー残量80%から開始での計測です。残量0%で開始すれば、20分程度の差がつく...はず。
また、前述のとおり、通常状態はGPS・Wi-fi・ブルートゥースをオフにしていました。この3つがオンだったら、さらに差がついたはず。今にして思えば、通常状態はこの3つオンにして実験するべきだったかもしれません...。
というわけで、「機内モードで充電したほうが早く充電できるのは本当」という結論で良いでしょう。節電に役立つ機内モード、ゲームや電子書籍購読時などにもご活用ください。
(コンタケ)