iPhone、iPadなどの最新ソフトウェアiOS7では、標準でゲームコントローラーに対応しているのも隠れた特徴のひとつなのですが、いまだに「コレだ!」という周辺機器が登場していないんですよね。
今までTABROIDでも紹介した、東京ゲームショウ2013で見かけたPSPgoっぽいスライド式コントローラーや、iPhone本体との一体感の高いロジテック製らしきゲームコントローラーのリーク画像と比較してみると、今回新たに紹介する『MOGAエースパワー』は厚みあるボディがグリップ感良さそう。
YouTubeにある使用レポート風の動画ではいくつかのゲームタイトルを遊んでいる様子も観れますね。でもちょっと長いので以下にハードウェア部分の特徴を静止画でまとめてみましょう。
本体はスライド機構で左右に伸展し、ほどよくiPhoneやiPod touchをホールドできるサイズになります。接続にはLightningコネクタを使っていて、ブルートゥースなどの無線通信より気分的に安心感があります。
Lightning接続のもうひとつのメリットが、『MOGAエースパワー』自体にバッテリーが内蔵されているのでゲームをしながら電力の供給ができること。ああ〜、電気食うゲームって多いですもんね。この気持ちわかります。
動画で観るかぎりでは、FPSなどアクションの多いものも快適に動かせている印象。一時停止以外の全てのボタンがアナログ検知に対応しているらしいというのも興味深い。ソフトウェア的に感度調整はするのだと思いますが、どんなプレイ感になるのか気になるところです。
残念ながら、その他のiOS7ネイティブ対応を謳うゲームコントローラーの多くと同様、まだ完全な完成度にまでは達していないのだそうで、一般に手に入る段階ではない模様。うーん、なかなか決定版のネイティブiPhoneゲームパッドへの道のりは長そうな雰囲気ですね。
太鼓ならゲーセン完全再現だドン!:
Hands-On With The MOGA Ace Power iOS 7 Game Controller [Touch Arcade via GameCast]
(ワタナベダイスケ)