まるで成長期の子供の様に、いつもお腹を空かしている私達のスマートフォン。隙を見ては食事(バッテリー充電)を与えているのですが、半日もたてばまたお腹を空かしてしまいます。しかし、こんな日々はもうすぐ終わるかもしれませんよ。
というのも米国のとある大学が、信号波をバッテリーに変換する装置の開発に成功したからです。
信号波といっても何も特別な種類ではなく、Wi-Fi、音波、衛生信号波といった私達の身の回りにある信号波。これってつまり... スマホが永久機関になるってことかも!?
デューク大学エンジニア部門のアレンさんとアレクサンダーさんが開発した装置は、メタマテリアルで作られており、マイクロ波を直流電圧に変換できるというモノ。そしてなんと、直接バッテリーを挿すよりもエネルギー効率が良いそうです。
特定の条件下では、USB充電の5ボルトに対しこの装置は7.3ボルトの充電に成功し、太陽電池より37.8%も効率的にエネルギー変換に成功したとのこと。何やらコレは凄そうだぞ。
そういえば先日も、TABROIDは東京大学が電子レンジでバッテリー充電している記事をお伝えしましたね。この次世代バッテリー充電方法が今、各大学でホットな研究テーマなのでしょうか?
いずれにせよ、その研究成果の恩恵を私達が受ける日は、そう遠くなさそうです。私の(バッテリー的な意味で)Stay Hungyなスマホも、首を長~くしてお待ちしております。
大自然よ、我に電力(ちから)を与えたまえ...!:
・「スマホ、あたためますか?」 レンジでチンして充電する、未来のスマホ生活
(伊藤ハワイアン耕平)