ネット事情に詳しい人たちが歯を食いしばりながら抗議する声が聞こえてきそうですが、どうやら読売新聞の報道によれば来春にはネット上のアドレス末尾につくトップレベルドメインが大幅に増え、そのなかには『.moe(萌え)』なるものも含まれているのだそう。
不思議なドメイン名といえば、つい先日の11月7日にも11月7日に『.ninja』というドメインがICANNに承認されたばかり。(参考記事:ドメイン忍法炸裂! ネットのアドレスに『.ninja(ドットニンジャ)』が承認されたでござる)
ですが、さすがの忍者も『ドット萌え』には思わず「萌エエエエ!? 萌エナンデ!?」と叫んでしまいそう。
元々トップレベルドメインといえば、おなじみの『.com』『.net』に始まり、『.jp』『.uk』『.fr』といった国別の名称(gTLD)がつくことが多かったのですが、最近はどうもいろいろと自由になってきているみたいですね。ちなみに『.moe』とともに読売の記事に取り上げられている申請ドメインは以下の通り。
.tokyo
.nagoya
.moe
(申請中)
.yokohama
.osaka
.canon
.toyota
萌えと同様すでに認定されているのが東京と名古屋の都市名ドメイン。同じく都市では横浜や大阪が申請中に挙っていますね。
それよりもちょっと驚いたのが、『キヤノン』『トヨタ』といったブランドの申請が多くあること。これら社名・ブランドに関する申請は日本からだけでも50件が申請されているのだそうです。
なんだか思ったより自由に開かれているんだなぁ、と感じるドメイン申請の現在。皆さんならどんなトップレベルドメインを申請してみたいですか?
「.moe」来春から...ドメイン末尾、大幅増へ [読売新聞]
(ワタナベダイスケ)