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いぶし銀の技光る。最近の携帯業界で「京セラ」の攻めっぷりがパない【コラム】

2013/11/13 17:00 投稿

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131113_kyocera_top.jpg一番「日本的」な携帯メーカーなのかもしれません

皆さん、「京セラ」という会社をご存知でしょうか。おそらく、「知っている」という方が多数派かと思いますが、知らないという方も少しいらっしゃるかと思います。特に、若い方はあまりご存じないかもしれませんね。

京セラは京都府京都市伏見区に本社を置くメーカーで、携帯電話・スマートフォンの開発もしています(詳細はWikipediaにて)。と言っても、ソニー・シャープ・富士通のスマホは知っていても、京セラのスマホはよく知らないという方もいる...かも?

京セラ自体は大企業なのですが、スマホ業界においてはちょっと地味です。「京セラが作っているスマホのブランド名は?」と聞かれて、すぐ答えられる方はなかなかの通と言えましょう。

ちなみに正解は、「DIGNO」(ディグノ)です。


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au 2013冬モデル『DIGNO M KYL22』

そんな携帯業界ではちょっと地味な京セラなのですが、ここ最近あまりにもいぶし銀な技を発揮しまくっていると(筆者の中で)話題になっています。


というわけで、ここ最近の京セラの活躍を振り返ってみましょう。
 


全米で人気


現在アメリカで一番スマホのシェアを獲得している日本企業は、実は京セラです。


131112_kyocera_top.jpg
この表は、現在のアメリカのスマホのシェアを表したもの。7位に京セラが入っていますね。他に日本のメーカーは見当たりません。

こちらの記事で更に詳しくご紹介していますので、興味があればご覧ください。


さらに、IT・エレクトロニクスの展示会「CEATEC(シーテック)ジャパン2013」で、京セラの耐衝撃スマホ『トルク』が米国人ジャーナリストから賞を獲得しました。


131025_torque_top.jpg

耐衝撃スマホ『トルク』

塩水にすら耐えられるという、鉄壁ぶりが高い評価を得たとのことです。詳細は、こちらの記事にてどうぞ。


そう、京セラは、今アメリカで最も売れている日本のスマホメーカーなのです。意外な感じですが、この意外性が「京セラ」なのでしょう。


ガラケー


そして京セラといえば、ガラケーです。京セラは、今でも精力的に新しいガラケーを作り続けています。

最近発売・発表された京セラのガラケーを見て行きましょう。


スマホ級のCPU搭載『マーベラ』


131002marvera01.jpg

マーベラ(MARVERA)KYY08』は、au2013年冬モデルとして12月発売予定のガラケー。最新のスマホに使われているCPU『SnapDragon』(スナップドラゴン)を搭載した、ハイスペックモデルです。

この機種の詳細は、こちらからどうぞ。


パカパカしない『リベリオ2』


131106wilcom_new02.jpg


リベリオ2(LIBERIO 2)WX11K』は、折りたたみ式じゃない、ストレートタイプのガラケー。この形を求めている人は、今でもいるはず。

この機種の詳細は、こちらからどうぞ。


テザリングできるガラケー『WX12K』


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WX12K』は、なんとテザリング可能なガラケー。使い方次第では、いろいろなことができそうです。

この機種の詳細は、こちらからどうぞ(『リベリオ2』と同記事です)。


守護神『グラティーナ』


131113_kyocera_02.jpg


グラティーナ(GRATINA) KYY06』は、シンプルな折りたたみガラケー。auより発売中の機種です。

この機種の詳細は、こちらからどうぞ

この『グラティーナ』、本当にシンプルで強い特徴のない機種です。しかし、筆者は本機種を「守護神」と呼んでいます。

というのも、過去に携帯売れ筋ランキングTOP10が全部「iPhone」になりかけた時、1つだけTOP10に食い込んだのがこの「グラティーナ」だったのです。

詳細はこちらの記事を読んでいただきたいのですが、これはもう京セラの奇跡ですね。アメリカからやって来た「iPhone」の猛攻を、一人でスーパーナイスセーブしたのです。まさに携帯界のオリバー・カーン。守護神です。(京セラはサッカーチーム・京都サンガのスポンサーなのでサッカー繋がりです) 

ただ、今週とうとうランキング全部「iPhone」になっちゃいましたが(くわしくはこちら)。


この通り、とにかく渋い活躍の多い京セラ。華々しさはなくても、皆が本当に「求めているもの」を作るこの姿勢はかっこいいですね。

今後も、意外性のある製品で盛り上げ続けて欲しいところです。


Pic1[Wikipedia]

(コンタケ)

 

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