これは期待してもいいはず!
米国では現地時間の10月8日発売としてリリースされたばかりの出来立てホヤホヤなHP製GoogleノートPC『HP Chromebook 11』。
小型軽量でGoogle独自の『クロームOS』が動作するクロームブックと呼ばれる製品シリーズの最新モデルですが、米国発売とほぼ同時に日本のGoogle Playにも日本語化された製品ページがお目見えしていますよ。
ところでクロームブックって何?
この『クロームブック(Chromebook)』とカテゴリの製品、今まで日本では販売されていないためご存知ない方も多いかもしれません。
そこで概要をカンタンにまとめると、
・起動が早いのが特徴で、電源を入れて10〜15秒程度で使える
・独自の『クロームOS(Google Chrome OS)』で動作する。Androidではない
・データやアプリはGoogleのサーバに保存され、Googleアカウントでログインすればどのクロームブックからでもすぐに自分の作業環境を使うことができる
となります。
WindowsやMacのPCと、スマホ・タブレットの中間くらいに位置するコンピュータといったイメージ。海外では2011年からサムスンやエイサーなどが製造したクロームブックが販売されていましたが『HP Chromebook 11』が発売されることになれば、日本初上陸となるのです!
HP クロームブック(Chromebook) 11 のスペックは?
さて、クロームブックについてざっくり理解したところで、いよいよ日本語製品ページからHPクロームブック11のスペックを抜粋してみましょう。
ディスプレイ: 11.6 インチ IPS ディスプレイ
入力装置: キーボード、タッチパッド、VGAウェブカメラ
ポート: USB2.0×2ポート、microUSB for charging and SlimPort video out
サイズ: 297 x 192 x 17.6 mm(1.04 kg)
使われているCPUの性能は公式ページからでは判断できませんが、ざっと見た限りでは小型軽量ノートPCとして手堅くまとまっている印象。ディスプレイのIPS液晶に魅力を感じる人もいそうですね。
カラバリはブラックとホワイトが用意され、さらに4色のアクセントカラーを選択可能になるようです。
独特で興味をそそられたのが、スマホのように電力のチャージをmicroUSB経由で行えるということ。PCの電源ポートってメーカーや機種によって規格がまちまちで使い回しに難がありますが、こうした汎用ポートからの充電に対応する機種が増えると便利になりそうですよね。
価格はどのくらいになりそうかな?
このまま日本国内でも発売されるとして、やっぱり気になるのはお値段ですね。
YouTubeの公式動画でもたびたび「For Everyone(みんなに!)」と協調されているように、みんなが手に取りやすい価格として米国では279ドルで販売開始。
これをそのまま現在のレートで日本円に換算するならおよそ2万7,000円強といったところ。仮にお決まりの「なぜか日本だけちょっと割高な価格設定」を適用されてしまったとしても、3万円近辺に落ち着くと予想されます。
だいたい競合タブレット製品と同程度の価格設定でキーボード標準搭載となれば、インターネット利用メインで文字入力が多めというユーザーにはかなりアピールしそう。現時点では製品ページは「準備中」となっており購入できませんが、正式発表が待たれる注目アイテムとなりそうですね。
・MS謹製タブレット「サーフェスRT」は作り過ぎちゃったようです -CEO談
HP Chromebook 11 [Google Play]
(ワタナベダイスケ)